クリスティーナ・プリスコバ痛恨の敗退!プラハオープン2017(女子テニス280)
今日からマドリード・オープンが始まり、ダリア・カサキナの1回戦があったのですが、まったく同じ時間にクリスティーナ・プリスコバのプラハ・オープンの決勝戦がありましたので、プラハを観ました。
カサキナの試合は見逃し配信で観ますので、それまではコメントは拝見できませんので(結果を知りたくないので)、ご理解ください。
タイトルどおり、クリスティーナはモナ・バーセルに敗退しました。
悔しいですが、一番悔しいのはクリスティーナ本人です。
しかし、勝ち試合をミスミス落としたのは・・・
やはり悔しいですね(苦笑)
試合前の観客席には、この世の人とは思えない絶世の美人が映し出されました。
チェコのスーパースターといえばこの人しかいません。
我らがペトラ・クビトバです!
もっとも、クビトバは現在はモナコ、モンテカルロ在住ですので、わざわざチェコまで応援に駆け付けたんでしょうね。
こんな華やかな決勝戦ですから、地元の期待を一身に背負うクリスティーナはもちろんですが、むしろ相手のバーセルが緊張でガチガチでした。
1stセットは、バーセルはダブルフォルトを含む凡ミスが多く、クリスティーナの勝ちを確信しました。
さて、テニスには「セットダウン・ブレークダウン」という言葉があります。
これは、1stセットを落とした選手が、2ndセットで先にブレークを許してブレークダウンすると、ほぼ勝ち目はないということです。
だからこそ、2ndセットの第1ゲーム、バーセルのサービスゲームはこの試合の大きな山場でした。
バーセルにしてみたら、絶対に落とせません。
ましてや、相手はビッグサーバーのクリスティーナですからブレークバックの可能性はほぼありません。
しかし、この大事なゲームの最初のポイントでクリスティーナは痛恨のミスをします。
フラフラとネットの上に上がった、ただ相手コートに入れるだけでいいボールをスマッシュミスしたのです。
断言します。
もしこのスマッシュを決めていれば、クリスティーナが2-0で勝っていたでしょう。
そして、3rdセットに入ったのですが、バーセルは勝ちを意識したのかますます緊張していました。
このセットもバーセルのサービスで始まったのですが、クリスティーナはあっさりと3本のブレークポイントを握ります。
しかし、ここでクリスティーナがまたもや痛恨のミス。
まったく相手の裏をかけていない、ミエミエのイージーなドロップショットを打ってバーセルに拾われました。
繰り返しますが、ブレークポイントは3本あったのです。
どう考えても、あそこでドロップショットはありません。
ラリーをして待てばチャンスはあったはずです。
この凡ミスで流れは一気にバーセルに行き、5ポイント連取されてブレークに失敗したクリスティーナは、いいところなく3rdセットを落として負けました。
まあ、「たられば」を言っても仕方ないのですが、この日のクリスティーナはサーブが絶不調で、3rdセットでやっとサービスエースを量産し始めましたが、ストロークは悪くなかったので、このサーブが2ndセットで打てていれば、やはり2-0で勝っていたでしょうね。
母国のスーパースター、ペトラ・クビトバに勝利を捧げられなかったのは悔しいですが、クリスティーナにはこの悔しさをバネにさらに上を目指してもらいましょう。
ということで、ボクの興味はマドリード・オープン、マリア・シャラポワの復活優勝はあるのか、それを止めるのはエリーナ・スビトリーナかダリア・カサキナかに移りました。
それにしても、クビトバ、綺麗でした(*^^*)
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大村さん、シャワポワとブシャール。互いのフラット強打の意地の張り合い。シャワポワがブシャールに負けたことないとはいえ噛みあいますよね。
今のところ、ブシャールのチーター発言でメンタルに好影響があるといえます。
シャワポワにとってはタフな試合になりそうです。
大村さん、べリスに対してちょっと悲観的なのはテニスの才能に耐久力が追いついてないもどかしさからなんでしょうか?
まあ18になったばっかりですし、2018年シーズントップ50でスタートできれば自分は十分だと思っていますけどね。べリスは11月、12月のポイントが意外と大きいのでそれ補てんできるだけのポイントが稼げるかですね。
正直べリスはこれだけクレーで出来るならチャールストン出場すればよかったですね。
大村さん、今年はレースランキングの記事がないですが現時点での1~3位。カロリーナ・プリスコバ、ウォズニアッキ、コンタ。いずれもクレーシーズン失速確実の3人。
セレナ妊娠で今シーズン離脱だからこそシャワポワがいなかったらWTAは悲惨な状況になっていました。にも関わらず選手からは歓迎されていないという。
あと大村さんはセレナ妊娠について感想をきいていなかったのですが、どんなもんなんでしょうか。自分はアザレンカほどではないにしろちょっとがっかりな気分なのですが。
大村さん、突然ですがケルバーとシニアコバの試合を見て思ったことなのですが。
それは2016年ケルバーがあんだけ活躍したにも関わらずドイツテニス人気につながることもなかったわけですが、それってケルバーのテニススタイルというよりも、どうもケルバーのルーツにあるような気がするんですよね。
それはケルバーは生まれはドイツのブレーメンでドイツ国籍を選んでいるわけですが現在祖父母と共にポーランドに引っ越しているんですよね。
そして何が言いたいのかというと大坂なおみが日本女子テニス人気回復にどこまで貢献できるのかが、なんとも微妙かなあといったところなんですよね。
昨年東レで軽い大坂なおみフィーバーを大村さんは感じていると思うのですが、これからもフロリダ在住で日本に戻ることのない大坂に対して人気を得られるのでしょうかね。錦織もフロリダに住んでいますが、全然話が違うことですよね。
サイサイはむしろ力勝負で勝ったという印象ですね。中国はリーナを除きクレーはさっぱりですが、サイサイは久々にクレーでも戦える中国人プレイヤーですね。
単純にロングラリーで根負けでしたし、ダウンザラインの仕掛けもサイサイのほうがやっていた印象でした。スビトリナも安易なセカンドキックサーブをやらなかったですしね。ドバイの経験は活かしていました。
あと土居美咲とキーズの試合にもふれておきましょうか。
今年絶不調で4月桜を見に行ったりニューバランスのスポンサー契約と日本で気分転換ができたのか。調子をようやく戻してきましたね。そしてキーズはダベンポートを再び迎えキーズをダベンポート2世計画ですが、今のところ厳しいかなと。とはいえ、エナンとスビトリナもなかなか結果がついてこなかったですし北米シーズンまでかかるかもしれないですね。ローマやバーミンガムのディフェンドも大変なわけで、キーズですらトップ20からあっという間に陥落も普通にありえる話になってきてますし。
土居美咲が勝ち残っているのは知っていますが、相手はキーズでしたか。
これは見事ですね。
明日のベキックもいけるんじゃないでしょうか。
あとスビトリナもサイサイにフルセットでやられてしまいました。しかもサイサイはスビトリナよりも4月多く試合をこなしてテーピング姿でダメージありありであったにもでしたね。
スビトリーナ、負けましたか。
しかも、サイサイに。
サイサイは、またループボールやらセイバーやらの曲芸テニスでもしたんでしょうか。
カサキナがTOP10の壁なら、スビトリーナはTOP5の壁が高そうですね。
いずれにしても、これでマドリードはシャラポワオンリーで、今週はテニスはお休みで夜遊びします(笑)
シャラポワ、ハレプ、ムラデノビッチに絞られましたかね。
ベリスがガブリロワを破ったようですが、だからこそ今後が不安ですね。
勝てる相手に負けそうな気もします。
負けなければ、ベリスの年内TOP20もありえるでしょうが、
そのためにはフル出場するフィジカルが欲しいですね。
シャワポワとブシャールの試合。
この試合ポイントというか見所はチーターと罵り自分にプレッシャーをかけたブシャールのメンタルの変化によるプレーレベルがどうなるかに尽きますね。
もし三年前のブシャールがくるようだと面白くなるとは思いますが、まあそんなことはほぼありえないわけでオッズの通りですね。
バローニ戦は、正直なところ安心していました。
クレーですし、ゾーンに入ったクビトバのようにフォアハンドだけでなく、バックハンドも
要するに、どこに打ってもウィナーを取られたら勝てませんが、
バローニはフォアハンドだけですからね。
それよりも、よくぞブシャールが勝ってくれたと思いました(笑)。
正直、1回戦で負けると思っていたので。
DAZNも、今までは試合間や試合後はサッカーやF1などの宣伝ばかりでしたが、
ちゃっかりとシャラポワの写真を使ってマドリード・オープンの宣伝をしています。
好き嫌いはあるでしょうが、やはり女子テニスはシャラポワなんだなと思いました。
当然、今大会の優勝候補の筆頭だと思いますが、早く全仏のWCを出して欲しいですね。
大村さん、ラドワンスカがエキシビ後マドリード本戦やめて、なんとシャワポワの初戦がパブリチェンコバからルチッチバロニになりました。
まさかの事故負けのリスクがあるがゆえになんともな気分ですね。もしルチッチバロニに負けるようだとWCにも響くような気がします。というより選手の声がより厳しくなるでしょうね。
ラドワンスカは、このまま引退でいいと思います。
それよりも、シャラポワvsブシャールが実現しましたね!
まあ、オッズを見るとシャラポワの1.14と、
誰もシャラポワが負けるとは思っていない状況ですが、
明日の見逃し配信が楽しみです(*^^*)
大村さん、自分が最初大村さんのブログに訪れる前にさほどプリスコバ姉妹にそこまで興味がなかったことを思い出したような試合になりましたね。
なぜかといえば度々言っているのかもしれませんがプリスコバ姉妹はあまりというかほぼ感情を出さないから淡泊にみえてしまうんですよね。
プラハオープン決勝という最高のシチュエーションでさえそう見えてしまったわけですから。
大村さんはプリスコバ姉妹のテニスのバロメーターをサーブに見ていると思いますが、自分はロングラリーに見ていますね。ましてやクレーならロングラリーがだめなら、どこどこまでもサーブで凌げるような気がしないからだと思います。
クリスティーナもカロリーナばりにロングラリーに強くなるかどうかがトップ30、トップ20へのポイントになるような気がしてなりません。この決勝では足を止めてのストロークでのミスもいただけなかったですね。第3セットはメンタルも厳しくなったショットも浅くなってしまったのがダメ押しになってしまいましたね。
以前ブログに書きましたが、クリスティーナは当然、カロリーナよりストロークが劣ります。
ヒッティングポジションが違うのは、どちらが良い悪いではありませんが、
クリスティーナのほうがスピン量が少ないですね。
プラス、メンタルが弱すぎます。
まあ、カロリーナも昨年までは万年準優勝の選手でしたので、
ここで一皮むけるかでしょうね。
マドリードは当然ですが、昨日までチェコで決勝を戦っていたので、
試合にすらなりませんでしたね。
ムグルサに匹敵する無気力試合でしたが、ムグルサはこんなコンディションで
全仏をどう乗り切るつもりなんでしょうね。
今のムグルサなら、TOP100の選手なら誰でも勝つチャンスがありますね。
カサキナもシュツットガルトとマドリードの敗戦で、
チャールストンの優勝を帳消しにしましたね。
だからTOP20に入れないわけですが。