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DAZNの愚行極まれり。女子テニスの放映権利、ほかの会社に譲りましょう シャラポワvsブシャール マドリード・オープン2017(女子テニス281)

 

不世出のスーパースター、マリア・シャラポワがドーピングの謹慎処分が終わってツアーに復活しました。

 

 

しかし、女子選手の間からは、「ドーピングで処分を受けた選手がWCをもらうのは不公平」と、シャラポワは全選手を敵に回したような状況で、それでも懸命にテニスをしています。

 

 

ちなみに、シャラポワにはまだ全仏オープンのWCは出ていません。

 

 

これはあくまでもボクの持論で、反対意見の方もいらっしゃると思いますが、ボクはシャラポワに全仏オープンのWCを出すべきと考えます。

 

 

理由は2つありまして、1つはシャラポワは2012年、2014年の優勝者で2013年の準優勝者です。

 

 

これだけの実績があってWCがもらえないのなら、ほかの選手にはどのような基準でWCを出すのでしょうか。

 

 

地元のフランス人にでも出すんでしょうか?

 

 

だったら、グランドスラムが開催されない国の選手に対して不公平ですよね。

 

 

もう1つは、シャラポワは全仏オープンの予選にすら出場できるのかわかりませんが、仮に予選に回ったら、それで予選枠が1つ自動的にシャラポワで埋まることになります。

 

 

これは、他の選手の可能性を奪うという意味でやはり不公平ですね。

 

 

それはともかく、上述の通りシャラポワの復帰には批判の嵐なわけですが、もっとも強烈な批判をしたのが、シャラポワ2世の異名を取る美人プレイヤー、ユージニー・ブシャールです。

 

 

EB1

 

 

ブシャールはこう言い放ちました。

 

 

「シャラポワは詐欺師。テニス界を永久追放すべき」

 

 

そして本日のマドリード・オープンの2回戦で、マリア・シャラポワvsユージニー・ブシャールの因縁の対決がありました。

 

 

この試合は、世界的にもグランドスラムの決勝戦並みの注目を集めています。

 

 

当然、ボクも今か今かと試合開始を待っていたのですが、いつまで経ってもアナザーコートで行われているストリコバの試合を放送しています。

 

 

シャラポワの試合はナイトセッションの1試合目ですから、試合開始時間は読めるのですが、その時間を過ぎてもストリコバの試合を放送し続けています。

 

 

「これは、デイ・セッションの試合がとんでもなく長引いて、シャラポワの試合開始が遅れているんだな」と思いました。

 

 

その後も、ストリコバの試合が終わり、勝ったアロアバレーナがファンにサインをしている様子を放送し続け、さすがに「おい、どうなっているんだ?」と思った瞬間に画面が切り替わったら・・・。

 

 

なんと、シャラポワvsブシャールは2ndセットも終わりも終わり、5-2でシャラポワがリードしており、「え? 2ndセット? シャラポワ、1stセット落としたの? マジ?」と思っている間に2ndセットが終わり、結局3rdセットしか観られませんでした。

 

 

繰り返しますが、シャラポワとブシャールはただでさえ因縁がある中で、「永久追放しろ」と言った選手と、そう言われた選手、しかも二人とも女子テニス界を背負って立つスター選手の試合が3rdセットだけです。

 

 

DAZNには女子テニスを放映する資格はありませんね。

 

 

さっさと撤退してください。

 

 

たとえるならば、半年待ちの三ツ星レストランに楽しみに行ったら、前菜のサラダしか出てこずに、それでも2時間待っていたらいきなりデザートを出されたようなものです。

 

 

もう一度言います。

 

 

Jリーグの放送にしか力を入れないのなら、DAZNは女子テニスから手を引いてください。

 

 

抗議の意味も含めて、もうマドリード・オープンは観ません。

 

 

 

 

肝心の試合の方は、ブシャール、強かったです。

 

 

シャラポワの完敗です。

 

 

ボクも予想を外しました。

 

 

オッズは、シャラポワ1.14に対してブシャールが5.5ですから、世界中のテニスファンが予想を外した試合になりました。

 

 

確かに、シャラポワは約50本のUnforced Errorsとエラーが多すぎましたが(まあ、DAZNが放送しないので観ていませんが)、それを差し引いても、シャラポワのサービスエース級のボールを返し、ウィナー級のボールも返し、ブシャール、本当に強かったです!

 

 

願わくば、この強さのまま、ブシャールにはまたTOP10に返り咲いてほしいですね。

 

 

3rdセットでシャラポワのコーチが言いました。

 

 

“Don’t go for the line.

You’ve got short balls, right?

Make more great opportunities.”

 

 

要するに、シャラポワのボールがロングアウトばかりするので、

 

 

「深い球を打つな。

君には浅いボールはないのかい?

それを打てば、もっとチャンスが増えるよ」

 

 

というアドバイスですが、3rdセット、3-4の場面ではこのアドバイスは遅すぎましたね。

 

 

その前にどのようなアドバイスがあったのかはわかりません。

 

 

なにせ、DAZNが放送しないんですから。

 

 

ということで、ブシャールの勝利を称賛し、シャラポワに全仏オープンのWCが出ることを祈りつつ、マドリード・オープンはこれでおしまいです。

 

 

また、ローマ・オープンでお会いしましょう!(*^^*)

 

 

ブログにもアクセスしませんので、コメントを拝見するのは来週以降になりますm(_ _)m

 

 

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コメント (54件)

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  1. しかし年初からいい調子だったプティンセバがいつの間にか一コケモードになっていますね。

    プティンセバってクレーが苦手なわけがないですからね。昨年全仏ベスト8でセレナともしっかり戦えていましたし。

  2. べリスと土居美咲の試合。

    第1セットが終了しましたが、バックハンドDTLが打てない土居美咲をうまく攻略していますね。

    べリスは土居のバック攻めをして土居のバックハンドクロスをフォアハンドのDTLで決めていますね。

    それもこれも土居がバックハンドDTLを打てないばっかりにこの戦術は最後まで機能しますね。

    • 二人ともハードコートのような試合で、5本以上のラリーもない淡白な試合でしたが、
      スコア以上に、ベリスが格上だと思いました。

      ベリスはまだ18才ですし、「クレーコート用のテニス」を覚えるよりも、
      自身のテニスの質を上げることが重要で、それは、あのシャラポワでさえ、
      「クレーの練習に本格的に取り組んだのは全豪オープンの優勝後」と語っていますので、
      すなわち、シャラポワは21才になるまでクレーでは「氷の上の牛」状態だったわけですから、
      ベリスもあと3年くらいは、クレー無視でいいと思います。
      どうせ、年に4、5試合しかないわけですし。

      ただ、ブシャールがシャラポワ2世になり損ねたからこそ、
      スビトリーナかベリスにシャラポワ2世になって欲しいので、
      まずはインターナショナルトーナメントでいいので、ベリスの優勝が見たいですね。
      ベリスは、TOP10にも普通に勝ちますが、そのあとコケますので、
      決勝戦までTOP10に当たらなければ、決勝でTOP10を破っての優勝は十分にあると思います。

  3. どうしても自分はスビトリナを忘れてしまいますね。

    自分は華という意味でシャワポワ、べリスの2強でその下にブシャール、スビトリナなのかなと。因みにこの華というのはテニスではなくコートでたたずんでいる姿のことです。

    • ボクは、シャラポワ、クビトバの2強ですね。
      もう、ダントツです。

      スビトリーナは、大ファンの僕でさえ忘れることがあります。
      それは、あまりに彼女の試合の放映が少ないからです。
      シードのつくスビトリーナは、他のシード選手と一斉に試合をしますので、
      勝ち進まない限り、なかなか放送してもらえませんからね~。

      そういえば、ベリスは土居美咲ですよね。
      大坂なおみは特別扱いするDAZNですが、この試合は放送しますかね。
      観たいんですけどね。

  4. サファロバは下手にパワーがあるから誰が相手でもパワーテニス勝負にのっかってしまうんですよね。

    敗戦の仕方でいえばビーナス戦と一緒で不利とわかっていながらパワーテニスに応じてのジリ貧まけですね。改めてルチッチバロニのパワーに恐れ入るわけですが、だからこそ35でやれるってところですよね。

    つまりパワーのないラドワンスカは、大村さんがおっしゃるように30過ぎてやれるイメージがないですね。そもそも30すぎたらロングラリーがしんどいですし。

  5. 大村さん、ベンチッチに続きカサキナも脱落してしまうと、シャラポワとべリスの2強になるってことになるのでしょうか。

    • カサキナの治療中、スーパースローで繰り返し転倒シーンを流していましたが、
      アキレス腱断裂のような怪我ではありませんし、ボクは楽観しています。

      ただ、あのタトゥーでカサキナ熱が少し冷めましたが。

  6. さて終わってみればシャラポワの完勝でしたが、それよりも16日は全仏ワイルドカード発表日ですね。

    そして次はマドリードに続きまたもやルチッチバロニになりました。

    • サファロバの試合は観ていないのでバローニの調子はわかりませんが、
      シャラポワがマクヘール相手にブレーク4本許したのが気になりますね。
      (またもDAZNが放送しなかったので、2ndセットしか観られませんでしたが)

      サーブの弱いマクヘールだから、ブレイクバックで勝てたような試合なので、
      正直なところ、今度のバローニはもらい事故の可能性はあると思います。

      それよりも、3回戦はコンタベイトと睨んでいるのですが、コンタベイトも強敵ですね。

      蛇足ですが、マクヘールは可愛いので大好きなのですが、
      負ける試合ばかり見ていて、今一つファンになりきれません。

  7. カサキナのタトゥー右手の内側のやつですよね?

    もうこのままクズネツォワとかマテックスサンズ方面になってしまうのでしょうか。

    大村さんの基準がよくわからないのですが、プリスコバ姉妹のタトゥーとカサキナのタトゥーの違いってなにかありますか?

    • プリスコバを初めて見たときも、あのタトゥーはいい気分はしませんでしたが、
      もうすでにタトゥーを入れてありましたからね(笑)

      カサキナはおっしゃるとおり、クズネツォワのように全身タトゥー女になったら、
      もうファンはやめます。

      ボクは昨年のブログに、「ガブリロワが二の腕にタトゥーを入れて幻滅」と書きましたが、
      これはシールで安心しました。

  8. 大村さん、ストリコバのドロップショットにカサキナが転倒。右足首の状態が心配されます。

  9. 大村さん、DAZN大坂とシグムンドが確定ということはカサキナとストリコバは確実に見れないということになるんでしょうかね。

    さすがにセンターのシャラポワとマクヘールはやるとは思いますが。

    • カサキナ戦、放送しましたが、コメントをいただいたとおり無念の棄権。
      怪我の状態が心配ですね。

      それよりも、カサキナがタトゥーを入れたことに驚きました。
      プリスコバは、彼女を初めて見たときにはすでにタトゥーを入れてましたが、
      個人的にタトゥーは好きでないので、これがきっかけでカサキナ熱が冷める可能性が出てきました。

      今は、音声を消して、テレビにサファロバの試合を映しながら仕事をしています。
      もちろん、お目当てはこのあとのシャラポワです。

  10. 大村さん、ムラデノビッチはトップ10どころか全仏終わりにはレースランキング1位濃厚と自分は見ていますね。

    ムラデノビッチは芝シーズンもポイント順調に加算しそうですし、トップ10の壁どころか一気にトップ5にきても不思議ではないですね。

    • ハレプとの決勝戦。
      1stセット、5-4のServing for the setをきっちりと取り切っていれば、
      ボクもムラデノビッチはTOP3もあると思いました。

      ウォズニアッキは失速気味ですし、プリスコバ、コンタ、ムラデノビッチかと。
      しかし、180Km以上のサーブを持っていながらサービスキープできないあたり、
      Serving for the setをよく落として、無駄なタイブレークを戦う
      スビトリーナと同格かなと感じました。
      すなわち、TOP5~TOP10ということですね。

      しかし、ムラデノビッチは「技のデパート」ですが、
      一番の武器は回り込んでの強烈なフォアハンドウィナーで、
      サーブ力も女子ではトップクラスと、
      まあ、遅かれ早かれTOP5の壁は超えると思いますが。

      スライスでハードヒットを封じられても、ムラデノビッチには
      ドロップショットがありますからね。

      ボクは、昨年の全仏オープンのブログで、
      「ムラデノビッチがセレナに勝ってもおかしくない」と書いていますので、
      やっとボクが思い描いている選手に今年成長してくれて嬉しいですね。

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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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