ムラデノビッチ、無事に2回戦突破!シャラポワ不在の全仏オープン2017、その7(女子テニス292)
本日も予定があり、深夜に帰宅して今頃WOWOWオンデマンドで一昨日のムラデノビッチの2回戦を見ています。
試合は2ndセットの後半でまだ終わっていませんが、まあ、ムラデノビッチが勝つでしょう。
ムラデノビッチは、腰を痛めて湿布をしている可能性があるのですが、ウエアの下なので確認しようがありません。
しかし、動きを見る限り問題はなさそうですね。
相手のサラ・エラーニは、別段ファンと言うわけではないのですが、ボクにとっては思い出深い選手で、まだシャラポワしか知らなかった頃、2012年の全仏オープンの決勝戦の相手がサラ・エラーニでした。
当時は、「どうしてジャンプサーブも打てない選手が決勝まで勝ち残ったんだろう?」と、テニスはサーブだけではないのですが、とても不思議な気分になったことを覚えています。
そうは言っても、やはりエラーニはサーブが弱すぎますね。
1stサーブの最速が129Kmですから、これではダブルファーストならぬ、ダブルセカンド状態です。
というより、2ndサーブでもこんなに遅いサーブは誰も打ちません。
ちなみに、ムラデノビッチの最速は183Kmで、これもムラデノビッチはフィジカルに問題はないと考える理由です。
そして、ムラデノビッチの体調が万全である以上、ムラデノビッチが負ける理由はありませんので、エラーニには申し訳ないのですが、「もし、ムラデノビッチとガルビネ・ムグルサが対戦したらどんな試合になるだろう?」と思いながら試合を観ていました。
まず、ムラデノビッチの最大の武器の回り込んでのフォアハンドは、当然ですがムグルサのパワーテニスに封じられるでしょう。
(あ、今、試合が終わりました。
予想通りムラデノビッチが勝ちました)
また、ムラデノビッチはそもそも、無理に回り込んでのフォアハンドフォアウィナーを狙う選手ではありません。
この「回り込んでのフォアハンド」は、以前アメリカの解説者が「一歩間違えると麻薬になる」と面白い自説を語っていたので、機会があったらブログに書きたいと思います。
すなわち、ムグルサのバックハンドのパワーヒットがコート内に収まればムラデノビッチは厳しくなりますし、今のムグルサの調子ならそうそうミスはしないと思います。
ただし、アネット・コンタベイト戦で機能していたムーンボールは確実にムラデノビッチの餌食になるでしょうね。
というよりも、そんなに打てないと思います。
ムラデノビッチにはフォアハンドもバックハンドもドロップショットがありますので。
また、フォアハンドの打ち合いでは、確かにパワーはムグルサが上ですが、コートカバー力はムラデノビッチが上ですので、互角かムラデノビッチ有利だと思います。
すなわち、死闘になることは間違いありませんが、意外に1stサーブの出来が良い方が勝つというあっさりとした試合展開になるかもしれませんね。
明日は久しぶりに予定がないので、WOWOWをゆっくり見たいところですが、一番観たいのはエリーナ・スビトリーナとカロリーナ・プリスコバですので、WOWOWがやらないのであれば、WOWOWオンデマンドにアップされるのを期待するしかありませんね。
土曜日と日曜日は、最悪WOWOWがやらなくても、海外サイトでライブで観ます(*^^*)
(あまり、WOWOWに加入している意味がありませんね(苦笑)
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大村さん、エラーニについてはサーブが弱いのもそうなのですが、そもそもそれ以前にトスアップすら満足にできないという。
サーブがこれだけ壊滅的なエラーニに倒して結局セットをとれなかった土居美咲のレベルは推して知るべしといった状況ですし、エラーニはやや調子を戻したとはいってもこれ以上上向きになる要素がないですね。