スビトリーナ、決勝進出! トロント2017(女子テニス316)
前回、「明日からお盆なので、どうやらトロントはあまり観られそうにありませんが」と書きましたが、ちょっとした不運もあって、エリーナ・スビトリーナの試合を1日で3試合も観れてしまいました。
ビーナス・ウィリアムズ戦は、1stセットだけ観て残りはハイライトで観るつもりだったのですが、あっさりと1時間で勝利。
ハイライトを観るまでもありませんでした。
そして、「今日はこの試合!」と決めていたガルビネ・ムグルサ戦で悲劇が・・・。
なんと、WTATVが1stセットしか録画していないという大チョンボ(´;ω;`)
しかたがないのでハイライトで観て、それでも2試合観ましたし、相手がシモナ・ハレプとなればフルセットマッチも覚悟しなければなりませんので、迷いに迷って、しかしスビトリーナはもはやボクの生きがいなので準決勝を観ました。
結果は、たったの50分で6-1、6-1の圧勝。
というよりも、ハレプの一番悪いところが出てしまいましたね。
ハレプは非常にわかりやすい選手で、2ブレークダウンすると1stセットは捨てます。
そして、2ndセットでも2ブレークダウンすると、試合そのものを捨てます。
まあ、こんな無気力試合、勝ったうちに入りませんので、明日のキャロライン・ウォズニアッキとの決勝戦は今日のようなわけにはいかないでしょう。
ただ、優勝すればスビトリーナは今季5勝目で、そのうちの3つがプレミア5ですから、現在もっとも強い選手の一人であることは間違いありませんね。
右足首のテーピングが少し気になるのですが、なんとか優勝を飾ってもらって、あとは軽く流して全米オープンにピークを合わせて欲しいと思います。
そういえば、全米オープンといえば、昨年準優勝したカロリーナ・プリスコバですが、イーストボーンの呪いで、イーストボーンで優勝以降、ウィンブルドンは2回戦負け、このトロントでも大坂なおみとの試合も負けていてもおかしくない出来で、そこに昨年のシンシナティのディフェンドが加わりますので、格下相手に簡単には負けないシモナ・ハレプが世界一になる可能性が出てきましたね。
まあ、誰が1位になっても、来年、スビトリーナが世界一を取りに行きます!(*^^*)
いずれにしても、プリスコバのトロントは大坂なおみ戦しか観ていないのですが、明白にプリスコバは調子を落としていますね。
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大村さんがおっしゃるように、スビトリナは武漢、北京、ファイナルで稼いで来年ランキング1位の可能性はかなり出てきてきましたが、そうなるとGS優勝前にランキング1位になってしまうんですよね。
前のコメントでスビトリナの爆発は2019年と予想しましたが、もし2018年でGS優勝するためには、この全米でなんとしてもベスト4が欲しいです。
ベスト16、ベスト8ではやはり来年のグランドスラム優勝が苦しくなります。
スビトリナがあまりにもツアーで調子がいいからみんな忘れてしまっているのかもしれませんが、今のスビトリナ陣営は妊娠でエナンがいなくなり、その変わりのガブリエルコーチも春先で首をきりと実質ヒッティングパートナーとトレーナーくらいで闘っているわけで。
これはGSを考えるとよくないんですよね。オスタペンコはガリゲス、ムグルサはマルチネスがGS優勝に導いたところがありますからね。
>この全米でなんとしてもベスト4が欲しいです。
いえ、スビトリーナには優勝してもらいましょう!
>スビトリナがあまりにもツアーで調子がいいからみんな忘れてしまっているのかもしれませんが、今のスビトリナ陣営は妊娠でエナンがいなくなり、その変わりのガブリエルコーチも春先で首をきりと実質ヒッティングパートナーとトレーナーくらいで闘っているわけで。
ボクはもちろん知っています。
実際に、インディアン・ウェールズでコーチがいなかったときに
「スビトリーナは恐らく、コーチとの関係がうまくいっていない。今後が不安」
とはっきりとブログに書きましたから。
ただ、そこまでスビトリーナを観察している人はおっしゃるとおり少ないでしょうね。
ボクはこの際ですからはっきり言いますが、スビトリーナをここまでの選手にしてくれた
エナンさんには感謝していますが、契約中に妊娠というのは、
いくらレジェンドとはいえ、これは契約不履行だと思います。
ですから、さらに高みを目指すために、スビトリーナには早く、
コーチとレジェンドコーチを付けて欲しいです。
スター性のある選手がなかなか活躍できない中、
スビトリーナは「テニス界の宝」だと思っているので、
まずはETAからコーチを招聘し、可能であれば、
レジェンドコーチも欲しいですね。
ハレプもスビトリナもこの日はダブルヘッダーとなったわけなのですが、ハレプは準決勝スビトリナ戦前にカナダを優勝狙いにいくか、このまま準決勝敗退してシンシナティ優勝狙いにいくか、どちらがランキング1位になれるのか天秤にかけて、試合をしたのだと思います。
昨年クビトバが全米ドロー発表後、ニューヘイブンのラドワンスカ戦を撤退した試合も見てるので、この試合とある共通点をみつけたのですが、それはボールが基本サービスライン近辺に浅くなるということです。全然攻めのストロークではなく、単に入れるだけのストロークということですね。
おっしゃるとおり、天秤にはかけていたと思います。
というよりも、ハレプは今年、「この試合に勝てばNo.1」という試合でどちらも負けていますし、
彼女自身が、今一番にならないと、テニス人生で1位になれないかも、という気持ちもあると思います。
だからこそのCITI出場だったと思いますが、さすがに試合前から
「今日はスビトリーナに負けておこう」とは思っていなかったと思いますよ。
なぜなら、シンシナティで優勝できる保証はどこにもないわけですから、
あと2回勝てば優勝のトロントのほうが確実性は高いからです。
ただ、得意のスピンボールが、浅いわ、ロングアウトするわで、
その時点で試合を捨てて、シンシナティに気持ちを切り替えたんでしょうね。