ダリア・カサキナ、モスクワオープン2017決勝進出!(女子テニス327)
最初に、コメントを多数いただいていますが、試合結果を知りたくないので拝見するのが遅れることご容赦ください。
ダリア・カサキナがカメリア・ベグを破って、モスクワ・オープンで決勝に進出しました!
この試合のカサキナの出来は素晴らしく、本人も満足した様子でした。
1stセットを分けたのは明白に2-2で迎えた5ゲーム目。
ベグのサービスゲームだったのですが、13分という超ロングゲーム。
(個人的にはロングゲームが嫌いなので、デュースはなくして欲しいです)
このロングゲームを落とすと当然メンタルが落ちます。
ましてや、サーバーのベグのメンタルはがた落ちです。
実際に、このゲームをブレークしたカサキナが残りのゲームもすべて取って、6-2で1stセットを取りました。
蛇足ですが、このロングゲームでアドバンテージが行ったり来たりしている緊迫した中、ベグが素晴らしいショートクロスを決めたのですが、線審がアウトのコール。
主審もそれを認め、アウトだと思ったカサキナも手を挙げていたのでベグはチャレンジしなかったのですが、このボールはサイドラインに触れていました。
テニスを観ていると、ランキングが低い選手ほどチャレンジがあまり得意でないことがわかりますが、それを地で行くようなシーンでしたね。
カサキナの出来は素晴らしく、ループボールやスライスと球種を変えて、ショートクロスとディープクロスと打つ場所も変えて相手のミスを待ちながらも、ボールを引き付けてからの強烈な逆クロスや、ボールが弾んだ直後に上から叩きつけるダウンザラインなど、守りも攻撃も完璧でした。
マリア・シャラポワのようなパワーテニスや、エリーナ・スビトリーナのようなスピードテニスも最高ですが、カサキナの芸術的なテニスはやはり痺れますね(*^^*)
最近、カサキナの試合を観ていないので何とも言えないのですが、この大会は今までのコーチと違います。
以前のコーチは、たった1分のオンコートコーチングの中で、「サーブのトスアップをもっと高く。足首からラケットを持ち上げてもっとスピン量を増やせ」など、「いや、試合中に一度にあれもこれも直せませんから」というくらい事細かにアドバイスをしていましたが、今のコーチはとてもシンプルです。
“She loses energy. So be aggressive and put energy!”
これだけです。
ほとんどアドバイスになっていないのですが、2ndセットはこのアドバイスのあと、カサキナのプレーがはつらつとしてきました。
さて、カサキナの今季2勝目なるか。
シャラポワの1回戦敗退の悔しさを、ぜひともカサキナに晴らして欲しいですね(*^^*)
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