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ココ・ガウフはなぜ負けたのか(全豪オープン2020)(女子テニス354)

 

 

世界を戦慄させている15歳の天才、3回戦でディフェンディングチャンピオンの大坂なおみに勝利したココ・ガウフが、4回戦で同じアメリカの21歳、ソフィア・ケニンに負けました。

 

 

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戦前からどちらが勝つかわからない試合ではありましたが、僕はまたまたココ・ガウフが天才ぶりを見せつけて勝つのではないかと思っており、またまた予想を外しました( ;∀;)

 

 

では、なぜココ・ガウフはケニンに負けたのか。

 

 

これは、WOWOWでも2人の解説者が語っていたとおり、完全に体力負けでした。

 

 

ココ・ガウフは、大袈裟に言えば、昨日できなかったことが今日はできるようになっているという凄まじい成長スピードでテニスが進化しています。

 

 

ちなみに、元横綱の北の湖も、朝起きるたびに強くなっていたという伝説があります。

 

 

ただ、そんな天才ココ・ガウフでも、一朝一夕に習得できないものがあります。

 

 

それが体力です。

 

 

この試合、ココ・ガウフは明らかに大坂なおみ戦のときよりもナーバスになっていました。

 

 

いえ、大坂なおみに勝ったことで、周囲も、そして本人も嫌でも優勝を意識せざるを得ない状況が出来上がっていました。

 

 

そして、その緊張から最初のサービスゲームをいきなり落とします。

 

 

しかし、ここがガウフの恐ろしいところですが、0-2とリードされた第3ゲーム、二度目のサービスゲームでガウフは早々に自分を取り戻しました。

 

 

それを象徴するのが40-0とリードしたところからのダブルファーストです。

 

 

これはダブルフォルトになりましたが、このときすでにガウフはこう思っていたはずです。

 

 

「自分のサービスゲームは確実に取れる。あとは、どこかでブレークして追いつけば勝てる」

 

 

実はこのときに、僕は一度はガウフの勝ちを確信したのですが、1stセット後半で嫌な予感が走ります。

 

 

ガウフが首に巻くアイスタオルを要求したのです。

 

 

前日にカロリーナ・プリスコバが暑さでおかしくなって負けていましたので、これはガウフはケニンよりも暑さとの戦いになるな、と思いました。

 

 

そうしたら、1stセットを取りながらも2ndセットを落としました。

 

 

しかも、ケニンにハードヒットでウィナーを決められまくったのではなく、コートを前後左右走りまわされた上に落とした2ndセットでした。

 

 

ここで、形成が一気に逆転します。

 

 

体力の尽きたココ・ガウフの脚が止まり、重心も高くなって、もはや戦えるフィジカルではなくなっていました。

 

 

結果論ですが、暑さに負けていなければガウフが2-0で勝っていてもおかしくない試合でしたが、ガウフから体力を奪えば勝てると信じて、ボールを散らして愚直にプレーを続けたソフィア・ケニンのほうが一枚上手だったということですね(*^^*)

 

 

ワン・チャンも負けましたし、僕は残りはソフィア・ケニンの応援に回りますが、今度は天才ココ・ガウフを破ったことでケニンがプレッシャーを感じるでしょう。

 

 

実際に、ガウフ戦でも1stセットのタイブレークで2本のダブルフォルトをするなど、若干メンタルに不安があります。

 

 

しかし、今後のテニス界はココ・ガウフが中心に座ることは明白で、その彼女に挑む若手がソフィア・ケニンであり、アマンダ・アニシモワになるでしょう。

 

 

簡単なことではありませんが、ケニンには是が非でも優勝して欲しいですね(*^^*)

 

 

唯一残念なのは、ケニンは美人選手なのに、帽子でその美顔がほとんど見られないことです( ;∀;)

 

 

おぢさんとしては、今後は、ケニンは帽子をかぶらずにプレーして欲しいです(*^^*)

 

 

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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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