“excited”と”exciting”、テニスで学ぶ英会話4(カサキナを気絶するまで応援するブログ102)
今回は、サーバーがパンクするほどの大人気シリーズの4回目。
テニスで学ぶ英会話です。
(写真はイメージです)
テニスのインタビューで、英語が母語ではない選手でこう言う人がいます。
“I’m exciting!”
これを「間違い」と断定はできないのですが、わかりやすく、
“I’m exciting!” は間違いと覚えておきましょう。
「私はワクワクしています」
「私は興奮しています」
これは英語で、”I’m excited!” と言います。
“I’m exciting!” とは絶対に言いません。
ですから、土居美咲がよくインタビューで、”I’m exciting!” と言うのですが、恐らく間違えていますので、ちょっと気になっています。
同様に、彼が興奮していたら
“He’s excited”
ですし
みんなが興奮していたら
“They’re excited”
になります。
一方で、主語が「モノ」のときには、必ず”exciting”を使います。
“excited”は絶対に使ってはいけません。
“Today’s triumph was exciting for me”
「今日の勝利は興奮したわ」、みたいな感じです。
「モノ」は感情もなく興奮もしないので、”exciting”を使うわけです。
では、次の写真を見てください。
そして、マリア・シャラポワはモノではありませんが、この写真を見て次のように言うことはできます。
“Maria Sharapova is exciting!”
これは、「シャラポワはエキサイティングな女=自分を興奮させてくれる女」という意味になるので、間違いではありません。
では、”I’m exciting!” と言ったらどうでしょう。
文字通り、「私はエキサイティングな女」という意味になります。
すなわち、「あなたを興奮させてア・ゲ・ル」みたいな意味で、ボクは自分で自分のことを”exciting”と言っているアメリカ人には会ったことがありません。
それこそ、シャラポワ・クラスの絶世の美女にしか許されない言葉です。
というより、シャラポワも自分で自分のことを “I’m exciting!” とは絶対に言わないと思います(笑)
先に、土居美咲は「恐らく」間違えていると書きましたが、確かに土居美咲はとても可愛いのですが、彼女は自己アピールする欧米人ではありませんし、謙虚な女の子なので、恐らく、”I’m excited!”
すなわち、「私はワクワクしています」と言いたいのだと思います。
土居美咲は、もはやTOP20が狙える、誰もが認める一流プレイヤーです。
だからこそ、「私のテニスで悩殺してみせるわ」(ネイティブにはこういう意味になってしまう(笑)= “I’m exciting!” というインタビューはすぐにやめたほうが彼女の今後のためだと思います。
土居美咲は日本の宝なのですから。
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