ハレプ VS フリプケンス(全米オープン観戦記5・カサキナを気絶するまで応援するブログ141)
いきなり卓球の話で申し訳ないのですが、卓球で相手のボールをカットばかりしてスライスボールを返しながら相手のスマッシュミスを待つ選手を「カットマン」と言います。
これは真面目な話ですが、日本卓球連盟はすぐにこの呼称はやめるべきです。
明白な女性蔑視で、アメリカ人が聞いたら激怒します。
「カットプレイヤー」がいいと思うのですが。
で、リオ・オリンピックの卓球で、福原愛ちゃんがカットプレイヤーを苦手としているということを解説で知って、実際に負けてしまいました(´;ω;`)
ボクは、相手のミスを待つプレーが嫌いなので、このときは悔しかったですね。
そして本題ですが、テニスにもカットプレイヤーはいます。
スライスばかり打って、相手のミスショットを待つ選手ですが、有名どころは言うまでもなく、昨年の全米オープン準決勝でセレナ・ウィリアムズを破ったロベルタ・ビンチでしょう。
確かに、カットプレイヤーは、パワーテニスとは相性がいい部分はありますね。
(というか、単に相手の調子しだいなのですが)
そして、ビンチの劣化版とも言うべきキルステン・フリプケンスをシモナ・ハレプが迎え撃ちました。
「劣化版」とは、フリプケンスのスライスはビンチほどのスピン量ではないのでさして脅威ではありません。
また、ビンチのようにスライスを打ちながら徐々にネットに詰めて行って最後はボレーでしとめるというプレーもほとんどありません。
ということは、パワーヒッターではなく、女子で1、2を争うストローク・プレイヤーのシモナ・ハレプが負ける可能性ははなからないのですが、どんな試合になるかと思って観てみたら・・・。
ほとんどダブルベーグル(笑)
フリプケンスは、2ndセット、0-5から1ゲーム取ったら、ダブルベーグルで負けなかった嬉しさで万歳していましたが、テニス選手にとっては0-6、0-6で負けるのはそれだけ屈辱なんでしょうね。
ちなみに、卓球の場合、「11-0で勝つのは相手に失礼なこと」という暗黙のエチケットがあって、10-0でリードした選手は、わざとミスをします。
もっとも、テニスにはそんな暗黙のエチケットはないので、ハレプがフリプケンスに2ゲームをプレゼントしたわけではないと思いますが(笑)
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