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東レPPO10、ウォズニアッキ、復活!ラドワンスカに勝利!(女子テニス177)

 

テニス界のマリリン・モンロー

キャロライン・ウォズニアッキが、東レPPO、準決勝でアグネシュツカ・ラドワンスカに勝利です!

 

 

今シーズンのオフが明けて、来年1月の全豪オープンを観ないと時期尚早ではありますが、元世界ランク1位のウォズニアッキ、完全復活と言ってもいいでしょう!

 

Caroline_Wozniacki_(15306892339)

 

 

ボクは、決して見た目でも悪口でもなく、誉め言葉でラドワンスカのことを「ゾンビ」と呼んでいます。

 

 

それは、「完全に負けた」という状態から復活するからです。

 

 

有明コロシアムでラドワンスカ対モニカ・プイグを生観戦しましたが、このときも完全にプイグのペースでした。

 

 

テレビがどのように放送したのかはわかりませんが、10分ほどのロングゲームをラドワンスカがダブルフォルトという最悪の形で落としたとき、有明コロシアムは「プイグが勝った」という空気になりました。

 

 

ところが、その後プイグがポイントを落とすと、会場の空気は瞬間的に豹変。

 

 

今の日本では女子テニスを観戦に行くような人はテニス通ばかりですから、「これ、ラドワンスカ、いつものように復活するんじゃない」と思ったら、実際に復活して1stセットを取りました。

 

 

しかし、2ndセットも流れはプイグでした。

 

 

それなのに勝ってしまうラドワンスカ。

 

 

もはや、相手選手には殺しても殺しても死なないゾンビにしか見えないでしょう。

 

 

沢松奈生子さんが「ラドワンスカは倍返し」と言っていますが、まさしくそのとおりで、決めたと思ったボールをラドワンスカに返されてポイントを落とすと、本来なら1ポイント取っているところを1ポイント失うわけですから、選手としては2ポイント失った気分になります。

 

 

また、ミスでもしようものなら、ここぞとラドワンスカはギアを上げて、1ポイントの失点でいいところを2、3ポイントと失い、訳も分からないままそのゲームを落とし、さらに混乱して動揺している間に試合に負けています。

 

 

このゾンビ攻撃にモニカ・プイグは負けました。

 

 

しかし、プイグはリオ・オリンピック金メダリストです。

 

 

まぐれで金メダルは取れません。

 

 

この東レPPOでも、きっちりとペトラ・クビトバを破っています。

 

 

しかし、そのプイグでも勝てなかったラドワンスカ相手に、キャロライン・ウォズニアッキは見事に勝利しました!

 

 

しかも、この試合もプイグ戦同様に、1stセットはウォズニアッキの流れだったのに、ウォズニアッキはゾンビ攻撃の前にセットを落としました。

 

 

そこからの2セット連取。

 

 

ラドワンスカの体調が万全ではなかったことはありますが、3rdセットでガス欠を起こすのはラドワンスカの負けパターンでもありますので、特に1stセットを落としたショックを引きずらずに2ndセットを取り切ったウォズニアッキは、完全復活した可能性が十分ありますね。

 

 

それに、ウォズニアッキの体力は驚異的ですね。

 

 

シャラポワのライバルで憎らしいくらい強かったウォズニアッキが戻ってきました!

 

 

 

 

それにしても、ボクは解説は男子は松岡修造さん、女子は沢松奈生子さんが天才だと思っていますが、やはり沢松さんの解説は素晴らしいですね。

 

 

余計な技術論は一切なし。

 

 

フットワークのいいラドワンスカを「彼女は魔法のほうきに乗ってる」とか、「このショット、どうやって打ったの!?」(本来は、それを説明するのが解説者だという意見もあると思いますが、これだけで難易度の高いショットだと視聴者はわかります)とか比喩表現が秀逸で、美声と滑舌の良さも相まって、沢松奈生子さんこそ「テニスの面白さを倍返ししてくれる」解説者ですね(*^^*)

 

 

まあ、昨年はベリンダ・ベンチッチ推しで、「彼女は数万パターンのウィナーが打てる」とか、ボク達作家は勢いが余ることを「筆が滑る」と言いますが、時々「舌が滑る」ことはありますが、そんなことを帳消しにしてしまう魅力的な解説ですね。

 

 

 

 

さて、今頃は決勝戦をやっている時間ですが、今から大坂なおみ対エリーナ・スビトリーナ戦を観ます(*^^*)

 

 

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コメント (2件)

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  1. 沢松さんは大阪のテレビ番組でレギュラー出演してますからね。女性のテニス解説ではダントツで話術に長けてると思いますよ。あさチャンでもお馴染みですしね。


    ウォズニアッキがすごいのは全米終わりで当然のようにニューヨークのファションショーに出演し、その後ロンドンに飛んでイバノビッチと競馬のイベントに出演した後東京に来てますからね。まあ結果出すんだからこちらとしてはぐうの音も出ないですね。


    あとランキング1位時のウォズニアッキに比べてサーブとネットプレイは強化されているイメージですけど大村さんは今のウォズニアッキのテニスをどう見てますか?

    • >ウォズニアッキがすごいのは全米終わりで当然のようにニューヨークのファションショーに出演し、その後ロンドンに飛んでイバノビッチと競馬のイベントに出演した後東京に来てますからね。

      こんな課外活動をして、ラドワンスカと3時間の死闘を演じて優勝ですか。
      ケルバーとは別の意味で、すごいフィジカルですね(笑)

      >あとランキング1位時のウォズニアッキに比べてサーブとネットプレイは強化されているイメージですけど大村さんは今のウォズニアッキのテニスをどう見てますか?

      サーブの進化は凄いと思います。
      というよりも、もはやこれは武器ですね。
      ベンチッチ戦でも、サーブ力で押し切りましたし。

      ネットプレーは、全米オープンで突然覚醒した感がありますが、ブログにも書いたとおり、
      来年1月の全豪オープンを観ないと、まだ結論が出ませんが、
      TOP10返り咲きは確実ではないでしょうか(*^^*)

      今回、生観戦して、実はウォズニアッキのファンになってしまいました(*^^*)


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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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