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スビトリナ vs バーテンス エリートトロフィー(女子テニス212)

 

エリートトロフィーのラウンドロビン

 

 

エリーナ・スビトリーナ vs キキ・バーテンス

 

 

ハードヒッター同士の対戦なので、負けるほうの要因は4つあると思っていました。

 

 

①1stサーブの確率が悪い方

→ これは、両者似たり寄ったりでした。

 

 

②Unforced Errorsの多い方

 

 

③守備力の弱い方

 

 

④メンタルが落ちた方

 

 

そう考えると、コートの妖精、スビトリーナが負ける確率は低いのですが・・・。

 

 

1stセットはスビトリーナの調子が上がらずに、またバーテンスもボールを見事に左右に散らして、スビトリーナが落としました。

 

 

この日、スビトリーナはなにか試合前からイライラしていて、そのまま試合に入ってしまった感じで、特に1stセットのネットプレーはひどかったですね。

 

 

イージーな、サービスラインあたりに落ちるボールを、ただバーテンスのコートに叩き込めばいいだけなのに、ことごとくネットに引っ掛けたり、ボレーに出るタイミングも悪かったです。

 

 

そこで、2ndセットからは完全にネットプレーを封印して、元々③の守備力に勝っていますので、ベースラインでハードヒットのラリーを続ける中で、徐々にバーテンスに②のミスが増えていきました。

 

 

そこへ持って来て、スビトリーナは神がかったダウンザライン・ウィナーなどのスーパープレーも出始めて、3rdセットになると、バーテンスは④のメンタルが削られてほとんど残っていませんでした。

 

 

ということで、予想通りスビトリーナが勝ちました!(*^^*)

 

 

しかし、この試合でもスビトリーナはスライスは打ちませんでしたね。

 

 

恐らく得意ではないと思うのですが、ロングラリーで筋肉を休めるための苦し紛れのスライスが2、3本あった程度で、ラリーに変化を付けるスライスがまったくありませんでしたが、もしスビトリーナがスライスを覚えれば、ますますあのハードヒットは相手にとって脅威になります。

 

 

さらには、スライスを覚えれば、ドロップショットにもつながります。

 

 

現在はシモナ・ハレプのほうが順位は上ですが、ボクはシモナ・ハレプはもう伸びしろがないと思っています。

 

 

ちょうど今のスビトリーナと同じ22歳くらいでフットワークテニスが開花しましたが、その後別段強くはなっていません。

 

 

スビトリーナは、1stサーブへの反応力はすでに女子でNo.1だと思います。

 

 

完璧にサービスポイントになりそうなサーブでもブロックリターンでボールを返すあの反射神経は、男子で言えば錦織圭クラスです。

 

 

そして、サービスポイントを許さないといった小さなことの積み重ねが、1年を通すととんでもない差になって現れます。

 

 

そんなスビトリーナがスライスやドロップショットを身に付けたら、確実にハレプより上に行くでしょう。

 

 

それはすなわち、スビトリーナは世界ランク1位になってもなんの不思議もないということです。

 

 

これからの2年間が楽しみですね(*^^*)

 

 

唯一、ほのかに心配しているのが、スビトリーナが昨年より少し胸が大きくなっていることです。

 

svitolina25

 

 

テニス選手にとって胸は邪魔でしかありませんので、喜ばしいことではないのに・・・。

 

 

なぜか、オジサン、嬉しいです(*^^*)

 

 

 

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コメント (4件)

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  1. 自分はちょくちょく大坂なおみについてコメントしてるから改めて言っておきたいことがあるのですが、もし大坂なおみが天下をとったとしても中立的な目から見ればキーズが天下をとるのと大差ないとは思っています。(大村さんなら賛成してくれるのかなと思って)

    それよりも大坂なおみに対してスビトリナ、ベンチッチ、カサキナ、キャサリン・ベリスがしっかり対抗馬として確固たるポジションを確立しているのかどうかがWTA人気繁栄を含めてより重要だと思っています。

    大坂なおみはこのまま順調にいきそうな気がするんですよね。

    • マディソン・キーズに関しては、天下を取ればアメリカは手放しで喜ぶでしょうね。
      大坂なおみは、国籍問題が避けて通れませんが、もし日本国籍を残したら、
      アメリカにとっては目の上のたんこぶでしょうね。
      確実に、将来のNo.1候補ですから。

      そして、残念なことに、日本人(アジア人)のスポーツ選手は、欧米では不人気です。
      これは、水泳やノルディック複合、フィギアスケートなど、
      日本人が強いスポーツのルールが、日本人に不利なように変更されてしまうなど、
      日本人は何度も悔しい思いをしてきました。

      というより、世界的なスーパースターと言えるアジア人はジャッキー・チェンしかいないのが実情です。

      いずれにしても、キーズが天下を取ったら喜ぶのはアメリカだけ。
      大坂なおみが天下を取ったら、喜ぶのは日本だけ。

      すなわち、テニスバカさんの仰る通り、97年組を中心に対抗馬が出てこない限り、女子テニスはマイナースポーツになるでしょうね。
      というか、すでにその兆候が見え始めていますが・・・。

      話は変わりますが、ツアーファイナルズでチブルコバが優勝したのは知っていましたが、
      相手はクズネツォワだと思ったらケルバーだったんですね。
      どのような試合だったのか興味があるので、週末に見てみます(*^^*)

  2. 大村さん、待ってました。自分はエリートトロフィーてっきりスルーしているのかと思っていました。

    ところで大村さん、そもそもバーテンスは典型的なクレーコーターなのでハードコートはからっきしなんですよね。まあこれはアスリートの本能なのかもしれませんが、相手のことを考えるより自分のことばっかり考えがちなんですよね。(テニスなら自分のテニス)

    スビトリナのスライス問題は簡単ではないでしょうね。こればっかりはエナンをもってしてもというところでしょうから。あとは未来のスビトリナを考えるとなるとどれだけエナンに近づけるかというところになってくるわけですからね。(エナンの試合動画はおすすめですよ。167だったばっかりに20代で引退せざるを得なかったのは不幸だったのかもしれませんが)

    あと今後のスビトリナの課題としては大坂なおみへのリベンジですかね。WTAツアーではともかくGSで大坂なおみにリベンジできるかというと正直厳しいと思います。(念のためですが自分はスビトリナ寄りです)

    • ただ、1stセットのバーテンスは良かったですよね。
      まあ、ボクも1試合通じてあのテニスが続くとは思っていませんでしたが、
      特に、スビトリーナを苦しめたサイドラインへのアングルショットは、
      テレビではアウトに見えるほど際どいボールを連発していましたし。

      大坂なおみは、彼女がゾーンに入ったらスビトリーナは勝てないと思います。
      ただ、パワーヒッターやビッグサーバーの宿命で調子を落とす試合もありますので、
      こうしたときがチャンスだとは思いますが。

      実際、ゾーンに入ったクビトバは、ボクは宇宙一強いと思っています(笑)
      フォアに返せば150Kmのアングルショット。
      バックに返せばダウンザライン。
      センターポジションに返しても、クロス、逆クロスに自在にウィーナー。
      さらにはドロップショット。
      そんなクビトバでも、一度崩れると目も当てられませんからね。

      いずれにしても、スビトリーナはもう1つ、武器が欲しいですね。
      スライスが難しいなら、ハードコートでのスライディングショットを磨くとか。
      サーブが明らかによくなっているのは嬉しいですね(*^^*)


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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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