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1.みんなが無意識にGoogle翻訳を使う意外な理由とは! 1.私たちは無意識に最先端のAIを利用している

                 

 みなさんは、翻訳をするときに、Webサイトのどのサービスを利用していますか?

 

おそらく、ほとんどの人がGoogle翻訳を無意識に利用していると思います。


しかし、「無意識」とは言っても、数あるサービスの中から「選択」している以上、当然、そこには理由があるはずです。

 

 

Google翻訳は、翻訳サービスの中では比較的後発で、それ以前は誰もが別のサービスを利用していました。

 

日本ではとあるポータルサイトが一番最初に翻訳サービス(以下、X翻訳)を開始しました。

 

当然、先行者として有利なはずですが、現在、X翻訳を利用している人はほとんどいないでしょう。

 

 

 

さて、私ごとで恐縮ですが、私は2007年に『エブリ リトル シング』という小説を出版し、この作品は海外でも英語版が出版されています。

 

この第1話、『クワガタと少年』で少年は昆虫屋の店員に次のように尋ねます。

 

 

 

「ねぇ、おじさん。カブトムシの値段ってどうやって決めてるの?」

 

 

 

原作では、店員は次のように答えます。

 

 

 

《A(原文)》
「カブトムシの体の大きさとか、ツノの形かな。体が大きかったり、ツノがかっこよかったりすると値段が高くなるんだよ」

 

 

 

このセリフを、英語版では翻訳者は次のように訳しました。
(英語が嫌いな人は、「horn」という単語があることだけに着目してください)

 

 

 

《B(人間の翻訳者による翻訳)》
“A beetle mostly comes down to the beetle’s size and the shape of its horn. The bigger it is and the better its horn look, the more expensive it is.”

 

 

 

では、実際に《B》の英語の文章を、X翻訳とGoogle翻訳の両方で翻訳して、どちらがより《A》の原文に近い翻訳ができるのか検証してみることにしましょう。

 

 

 

《X翻訳の翻訳》
「かぶと虫はたいていかぶと虫のサイズおよびその警笛の形に達する。それがであり、よりよく、その警笛注視がより大きくあるにつれて、それはより高価である」

 

 

 

まず、X翻訳の翻訳は原文に程遠いばかりか、一部、翻訳できていない箇所もあります。

 

ただし、ここで注意して欲しいのは次の点です。

 

 

 

カブトムシの「ツノ」(horn)を「警笛」と翻訳している。

 

 

 

では、次回はGoogle翻訳による翻訳を見てみましょう。

 

 

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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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