シャラポワ、オスタペンコを撃破!ローマオープン準々決勝(女子テニス339)
全仏女王が全仏女王を撃破!
全仏2回優勝の我らがマリア・シャラポワが、昨年の全仏女王のエレナ・オスタペンコをフルセット、3時間10分の激闘の末破りました!
試合は案の定、お互いにノーガードの殴り合いになりました。
今年観た試合の中で一番面白かった、というか興奮しましたね。
全豪オープンの決勝戦は観ていませんが、グランドスラムの決勝戦より面白い試合だと思います。
ただ、欲を言えば2ndセットで片づけて欲しかったです。
タイブレークで1stセットを落としながらも逆転勝ちするシャラポワのメンタルの強さは今さら言及するまでもありませんが、1stセットは取れていた試合でした。
スロースターターのシャラポワが0-3とリードされたのは想定内ですし、オスタペンコが途中から崩れ始めたのも想定内だったのですが・・・。
シャラポワがオスタペンコのアングルショットやダウンザラインを警戒して、サーブはすべて(デュースサイド、アドサイドともに)センターライン狙い。
要するに、オスタペンコに角度を付けさせない作戦ですが、センターラインにボールが来ることはオスタペンコもわかり切っているので、サーブでオスタペンコにプレッシャーをかけられなかったのが痛かったですね。
もっとも、その後は適度にボールを散らし、それでもブレークを許していましたが、2nd、3rdを勝ち切ったのは、この作戦変更のおかげだと思います。
気がかりなのは、3時間10分という実質2試合分の試合をしてしまったこと。
これは、次戦がシモナ・ハレプかキャロリン・ガルシアかわかりませんが、さすがにきついですね。
もっと心配なのは、腕の痛みを訴えて全仏オープン欠場です。
ただ、ちょっとわからないのですが、恐らくこれでシャラポワは全仏オープンでシードが付くと思いますので、万全の状態で臨めれば・・・。
当然、シャラポワは優勝候補ということです!(*^^*)
気が早い話ですが、早く全仏オープン決勝戦でシャラポワを観たい!(*^^*)
『しおんは、ボクにおせっかい』
うずくまって泣きました(読者レビュー)
→ Amazonへ
主人公が日本に女子テニスを広めるために奮闘する
投稿サイトで1位を獲得した「LINE感覚で読める」
まったく新しいジャンルの“自己啓発恋愛小説”
仕事もプライベートも冴えない日々を送っていた雄大。
そんな彼のもとにかつての幼馴染しおんが突如現れた。
14年ぶりの再会に喜ぶ雄大だが、
近況を語る彼の言葉にしおんは顔をしかめる。
そして彼女は雄大が幸せになるための「法則」を語り始めた。
ときに切なく、ときにコミカルに、二人の男女がおりなす、
読むだけで成功体質が身に付くサクセスストーリーの決定版!
最近の画像つき記事
-
ソフィア・ケニン、リヨン・オープン優勝!(女子テニス359)
-
ソフィア・ケニン、リヨン・オープン決勝進出!(女子テニス358)
-
ソフィア・ケニン、全豪オープン2020優勝!ガルビネ・ムグルッサを撃破!(女子テニス357)
-
ソフィア・ケニン、大大大金星!アシュリー・バーティーを撃破!(全豪オープン2020)(女子テニス356)
-
ソフィア・ケニン、勝つには勝ったが・・・(全豪オープン2020)(女子テニス355)
-
ココ・ガウフはなぜ負けたのか(全豪オープン2020)(女子テニス354)
-
大坂なおみは、なぜココ・ガウフに負けたのか(全豪オープン2020)(女子テニス353)
-
ワン・チャン、セレナ・ウィリアムズを撃破!ココ・ガウフ、大坂なおみを撃破(全豪オープン2020)(女子テニス352)
-
ベンチッチ、オスタペンコを撃破!(全豪オープン2020)(女子テニス351)
-
シャラポワはこのまま引退してしまうのか?(全豪オープン2020)(女子テニス350)
大村さん、プリスコバの動画見つけました。
https://www.youtube.com/watch?v=3tH6lMGha58
確かに、この動画で大画面で観ると、ボールはプリスコバのコートに戻ってますね。
小さい画面で観たことと、「あまりに馬鹿げた誤審」と前もってインプットされていたので、
てっきり、プリスコバのコートに返っていないのかと思いました。
ただ、プリスコバのスマッシュは完全にインですが、この程度の誤審は時々ありますよね。
まあ、主審がなぜ確認に行かないのか、意味不明ですが。
ブログは削除しておきましたが、この件でますますプリスコバが好きになりました(*^^*)
はい、私も全仏オープン楽しみにしています。
応援しますよ。
(^^) 頑張ってね。マリア様。
大村さん、ムラデノビッチ戦のコメントでクビトバとカロリーナ・プリスコバは全仏厳しいと申し上げたのですが、カロリーナ・プリスコバを撤回してよろしいでしょうか。
それはローマでカロリーナ・プリスコバがサッカリとの試合で起こったことなんですけど。
それはあまりにも馬鹿気にバカげたとんでもない誤審を食らってしまったからなんです。
これによりカロリーナ・プリスコバがおかしくなってしまいました。試合終了後
審判台をラケットで破壊するという行為が全てを物語っていると思います。
これにより好調だったパフォーマンスもがた落ちになってしまいました。
しかしここまで落ちてしまったのが寧ろ全仏にはプラス要素になります。
去年のオスタペンコはローマのムグルサ戦のファイナルセット、大村さんがご指摘したガリゲスコーチを呼び、この試合くそくらえと言ったあの事件です。
そして全仏で優勝しました。
次に全仏でムグルサはムラデノビッチ戦、観客からとんでもないヤジをくらい、気持ちはどん底まで落ちてしまいました。
そしてウィンブルドンを優勝しました。
実力のあるプレイヤーはGS前はあまりよくないほうがGS本番調子が徐々に上向いていきGS2週目にピーキングが合いやすいのではと思っています。
この条件にカロリーナ・プリスコバがいきなりはまったのではと見ています。
なかなかぶっとんだ半分オカルトみたいな話かもしれませんが、大村さんはこういった経験ってあったりしますか?
>それはあまりにも馬鹿気にバカげたとんでもない誤審を食らってしまったからなんです。
>これによりカロリーナ・プリスコバがおかしくなってしまいました。試合終了後
>審判台をラケットで破壊するという行為が全てを物語っていると思います。
これはぜひ見たいです!
YouTubeにありますかね?
どのような誤審だったのでしょうか?
>去年のオスタペンコはローマのムグルサ戦のファイナルセット、大村さんがご指摘したガリゲスコーチを呼び、この試合くそくらえと言ったあの事件です。
僕は、このオンコートコーチングを聞いていて、ガリゲスはコーチを降りると思いました。
ガリゲスもオスタペンコの態度に激怒していましたので。
懐かしいですね。
いずれにしても、オスタペンコははまったら手が付けられない怖さに、
昨年以上の安定性が加わっていますので、優勝候補の一人として見てもいいでしょうね。
YouTubeで簡単に見つかりました。
あまりに腹が立ったので、twitterに動画を上げておきました。
大村さん、自分で珍しくいうのもあれですが、シャラポワをじっくり見ていてわかってきたことがあります。
それはシャラポワのテニスはまずメンタルありきなのかなというところです。
しかしテニスはまず技術があってメンタルなわけで、シャラポワがセレナに勝つには技術をまだ上げないといけないですね。
しかもセレナのテニスから学ぶというシャラポワにとってあまりに難しい問題をクリアしないといけないです。
以前大村さんがおっしゃっていたパワーを8割くらい落としてショットの精度を増し怪我のリスクを低減させることもここに入りますね。
正直、シャラポワがセレナに勝てなくてもいいです。
この点はもうあきらめています。
それよりも、テニスバカさんのおっしゃるとおり、
抜く試合は抜いて温存して怪我のリスクを減らすこと。
あと、スロースターターの宿命でフルセットマッチが多いので、
ここも省エネを図りたいですね。
スロースターターといえばベンチッチもそうなのですが、
最近、話題を聞かないですね。
そしてシャラポワがもしフィジカル的に問題なく挑めれば全仏大いに期待できるわけですが、1つ重大なことを忘れていませんか?
そうセレナです。昨日だけロイヤルウェディングに出席して、正直全仏の準備はどうなっているのか全くもって不透明なのですが、ローマを欠場したのはこのまま全仏も出場できないのか、それとも全仏へコンディションを重視してやめたのかですね。
大村さんに今更ながらこんなことを言うのもあれですが、セレナはGSぶっつけでもなんの問題もない女子唯一のプレイヤーですからね。試合勘、ゲーム感はGS本場のアーリーラウンドで養っていけるわけで、しかも養いつつ勝っていけるわけですからね。
シャラポワは大村さんのおっしゃるとおり全仏シードに入りましたが、その恩恵はドローでセレナを引かないことで初めて意味があります。同じハーフを引くかどうかは50%なのでどうなるかですね。
セレナは、誰かが倒してくれるということになっています(笑)
ドローが分かれれば、スビトリーナがセレナを倒しますよ(*^^*)
大村さん、べリスがあまりにも情報がないので、あれではシャラポワがローマ欠場したようなコメントになってしまって申し訳ありませんでした。
いろいろ言いたいことが溜まっているので少し分けてコメントしようとおもいますが、まずはやはりオスタペンコ戦のテニバカ的考察からでも。
この試合シャラポワのメンタルタフネスぶりがこれでもかと発揮された試合でしたが、この試合の中で一番重要なポイントがそのメンタルよりも第1セットオスタペンコにいいようにウィナーをくらいまくっていたところでの1本のドロップショットでした。
もしシャラポワがこの試合ドロップショットを使うことがなければ、オスタペンコの調子は止まらず寧ろストレート負けしていたと思います。
あのドロップショットでオスタペンコを前後に動かし、オスタペンコのいいリズムを僅かながらに崩して、その結果オスタペンコのミスも増えていきました。
縺れてからはシャラポワのメンタルタフネスものをいったわけですが、シャラポワしかなしえないメンタルタフネスを感じた2つの場面に出くわしました。
1つは第2セットだったと思うのですが、オスタペンコがブレイクポイントを握っていたところで、シャラポワのサーブをセンター深くリターンしました。それをシャラポワはフォアハンドの逆クロスでウィナーを奪いました。正直リスクリターンは合っていません。正直シャラポワでも5割どころか3割も成功するか怪しいショットだと思います。これでいえるのはもし失敗してブレイク献上してもシャラポワはメンタルダメージをほぼ受けないくらいタフなメンタルを持っているのだと思います。
そして2つめはファイナルセットのシャラポワのマッチポイント。オスタペンコのセカンドサーブを躊躇なくリターンエース狙いにいってミス。しかも2本。
正直いって普通はここから流れを失って逆転負けするものなのですが、シャラポワはこれに関してもなんのショックもなくしれっと次のゲームに集中していました。
この試合、さすがに詳細は覚えていないのですが、まずはリードされて、
ただし、オスタペンコがどこかで一度崩れるだろうと思っていたのですが、
「崩れた」のではなく、シャラポワのドロップショットで「崩された」のですね。
シャラポワは、負けはしましたがハレプ戦でもドロップショットを多発しており、
このプレーができれば、全仏オープンの優勝候補だと思います。
ハレプはこのあとのブログに書きますが、アングルショットで振られたときに、
ダウンザラインが打てない、センタ返ししかできないでは、
僕はむしろキキ・バーテンスのほうが強いとすら感じています。