スビトリーナ、圧勝でローマオープン連覇(女子テニス340)
シャラポワが「コートの妖精」から、「テニス史上もっとも美しいバラ」になり、空席になっていた「コートの妖精」の座を射止めるのは誰か。
キャサリン・CiCi・ベリスか、アナ・カリンスカヤか。
いえ、やはりこの人でしょう!
「コートの妖精」エリーナ・スビトリーナが、シモナ・ハレプをわずか1時間で圧倒し、ローマオープン2連覇を達成しました!
ハレプが、途中でメディカルタイムアウトを取るなど本調子ではなかったと見る向きもあると思いますが、僕は知らないのですが昔1位になったこともあるアナ・イバノビッチは、「勝てない」と思った試合でメディカルタイムアウトを取って「本調子ではない」ことをアピールすることもあったと言います。
もちろん、ハレプが仮病を使ったと言うつもりはありませんが、なにをどうしてもハレプに勝ち目はなかったですね。
この試合のハレプなら、シャラポワがマドリード・オープンで負けたキキ・バーテンスのほうが強かったです。
ハレプの弱さは、アングルショットで振られたときにセンター返ししかできないことです。
これをダウンザラインで返されると、相手はうかつにアングルショットが打てなくなります。
しかし、その心配もないので、スビトリーナはセンターポジションから角度のないところを、クロス、逆クロス、面白いようにアングルショットで攻めていました。
すなわち、やはりハレプの真骨頂は「相手のミス待ちテニス」ということが如実になった試合でした。
昨年も、決勝はこの2人の顔合わせでした。
そして、3rdセットでハレプが体調不良で失速した、その再現のような試合になりましたが、僕はスビトリーナがハレプとクレーで3回対戦したら、2回勝てると思っています。
負けたその1回が、あろうことか昨年の全仏オープンだったのですが、このときはスビトリーナには弱点がありました。
それは、Serving for the Set(Match)をことごとく落とすというメンタル的な弱さでした。
実際に、昨年の全仏オープンも、スビトリーナが5-2とリードしてServing for the Matchを握りながら、2回ともサービスキープできずに逆転を喰らい、3rdセットは体の不調でベーグルを喰らいました。
ですから、勝っていても、スビトリーナはカロリーナ・プリスコバに負けて、そうしたら昨年の全仏オープンは恐らくプリスコバが優勝していたでしょう。
昨年の話はともかく、この試合のスビトリーナは、ハレプにブレークポイントすら許さない圧勝。
ボールのスピード、弾道の低さ、そしてプレースメントの正確さに至っては神がかっていました。
試合後のインタビューで全仏オープンのことを聞かれたときに
“Grand Slam is tricky”
と、自信よりも、気を引き締める発言をしていましたが、「コートの妖精」スビトリーナが今日のテニスをしたら、勝てるとしたらゾーンに入ったペトラ・クビトバだけでしょうね。
いよいよ、来週の全仏オープンが楽しみになってきました(*^^*)
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さてムラデノビッチですが、長くなってしまいますが改めて。
今回一番わかったことは負けたことよりも昨年芝シーズンから続く連敗の原因がはっきりわかったことです。
さてその原因は最後にとっておくとして試合を振り返ろうとおもうのですが、ムラデノビッチのコンディションは当然よかったです。
ただペトコビッチもフラット強打の調子がよく、ムラデノビッチも途中からようやくスライス、ドロップショットで流れを変えようとするも、ペトコビッチがうまく対応してと、ややペトコビッチペースながらもどうにかタイブレークに突入しました。
そしてムラデノビッチはこのタイブレークでギアを上げスーパーショットの連発でセットポイントを迎えるも、ここでタイブレークでは致命的なダブルフォルト2連発でこの流れを自らふいにしてしまいました。
結局これが敗因といっていいでしょう。第2セットは調子の落ちないペトコビッチに対してムラデノビッチは全仏でありながら集中力を欠き、雑なプレイのオンパレードで一方的な試合になってしまいました。
さて冒頭に話しました、ムラデノビッチの不調の原因ですが、はっきりとティーエムとのお付き合いであると言えます。
ティエムとのお付き合いが発覚したのがちょうど一年前ごろであり、現在もお付き合いしていますが、これを決定づける出来事がありました。
それは先週のATP250のリヨンをティエムが優勝したのですが、ムラデノビッチはその優勝を祝うどころか2人で会いましょうと全仏直前でありながら浮かれている始末。正直これは不安になるようなことでしたが、結果的にこの不安は的中したといえます。
ということでムラデノビッチの本格的な復調はティエムとの交際が終わらないことには始まらないのではと思います。
しかし仮にですがムラデノビッチがティエムと別れたとしても恋愛体質であったらこれは今後のキャリアが不安になりますね。どうにかしてテニス1本に集中しないことにはキャリアをぶち壊す可能性まで出てきました。
ムラデノビッチが恋愛体質のためにテニスが不調という推測は当たっているでしょうね。
それくらい、この1年の彼女のテニスはひどいです。
もはや、テニスをやめて結婚してもいいくらいに思っているのではないでしょうか。
ムラデノビッチの男性遍歴は分かりませんが、そもそも昨年のペテルブルグオープンまで
優勝がなかったのも、誰かと恋愛をしていたからかもしれませんね。
プラスα、ムラデノビッチは観客の期待を力に変えるタイプですが、
今年のフランス人の期待はガルシアですから、
期待されていないという感覚もマイナスに働いているのだと思います。
しかし、ムラデノビッチは、そのガルシアとダブルスで全仏を優勝していながら、
一方的にガルシアからコンビ解消を申し出られて、
さらには今やガルシアはトップ選手の一人ですから、
ムラデノビッチのモチベーションが上がる理由は1つもありませんね。
ますます、恋愛に突っ走りそうですね。
大村さん、雨でハレプの試合が今日行われる以外は終了しましたのでシャラポワ、スビトリーナ、プリスコバ、クビトバ、カサキナ以外を振り返ると思うのですが。
まずはオスタペンコですね。大村さん提唱のカスタネットテニスが裏目に出て更にディフェンディング女王としてのプレッシャーがダメ押しとなりどうにもならなかったですね。
そして相手のコズロワがオスタペンコから上手くミスを誘う対策がしっかりしていました。第1セット終了後両足の靴ずれがありながらも影響なく戦いきりました。
そして驚かされたのはベンチッチです。
クレーぶっつけ本番で予選勝者との試合でした。当然得意のライジングは拾われ劣勢になり、マッチポイントまで握られました。途中お決まりのラケット投げもありました。
しかしそれでも負けなかったのは、よくフットワークが最後まで落ちなかったことです。相手は予選3試合を戦っていたのでフルセットのタフな試合になったことによりガス欠を起こしました。ライジングでの不利をどうにかしてフットワークで粘っての粘り勝ちにベンチッチは勝って大の字になったのもうなづける勝利でした。
そしてムラデノビッチですが、長くなりそうなので別コメントします。
オスタペンコは、試合は観ていませんが、どこかで負けるとは思っていましたので、
女子テニスファンならさほど驚いていないのではないでしょうか。
(もっとも、ディフェンディングチャンピオンの試合を放送しないことには
多くの人が驚いたと思いますが)
ベンチッチは勝ったようですが、コメントを拝見する限り、
勝ち進めるほどには復調しているようではなさそうですね。
それよりも、ウィンブルドンあたりでまた怪我をしそうで怖いですね。
こんばんは!大村様。明日、アメリカに出発します。
現在、マリア様の1回戦があってます。(^^)
素晴らしい出来に安心して眠れそうです。Wi-Fiはちゃんと借りて行きますので、大村様のコメント拝見したいと思います。是非、帰国まで残っていてーー。マリア様。パリまで届いたかな?
では、行ってきまーす。
マリア大好き!さん
シャラポワ、1回戦は勝ちました!
というより、WOWOWオンデマンドで観ようと思っていたら、
クリスティーナ・プリスコバvsセレナ・ウィリアムズの試合中に
実況が結果を言ってしまいました( ;∀;)
これを恐れて、この試合を観るのはやめようとも思ったのですが、
クリスティーナは僕のアイドルなので、観ずにはいられませんでした。
セレナは勝ちましたが、言うほど強くなかったですよ。
大リーグボール養成ギブスをした星飛雄馬くらい動きが悪かったです(←古い)
ちょっと走っただけで息が上がってますし。
もっとも、シャラポワ戦では別人になるのは目に見えているので、
クリスティーナに勝ってもらいたかったところですが・・・。
まあ、1stウィークはそれほど見どころもありませんので、
アメリカ旅行を満喫してください。
僕も全仏はほとんど観ずに、石原さとみの「アンナチュラル」観てます(*^^*)
大村様、ありがとうございます。
二週目までマリア様が残ってくれてたらいいのですが、
7日に帰ってくるので。だけど、大村様がおっしゃる通り、本当に日本人専用WOWOWになってるので、それは当たり前ですが、錦織戦なおみさんもう、2人ともに強いから、見れないんですよねー。マリア様の見れないで、本当にストレスになってましたが、
オンデマンドで見たりもできますしねー。泣。
テレビの大画面で見るのが最高ですよね。
それに、前振りが特に日本人多過ぎ。なんか、非国民と思われそうですが、好きな人は、好き。マリア様のテニスの試合見るのが大好きですから。
一緒に応援しましょうね。
マリア大好きさん
このコメントを読むのは帰国後だと思いますが、WOWOWはディフェンディングチャンピオンの
オスタペンコの試合すら放送しませんでしたよ。
日本人とかち合ったなら仕方ありませんが、外国の男子選手の試合を放送していました。
全仏1週目を捨てて海外旅行は大成功ですよ(笑)
真面目な話、シャラポワは優勝の可能性は十分ありますので、
2週目に期待しましょう(*^^*)
僕も、今週はほとんど私用を入れて、テニスは観ないつもりです。
(というか、観たくても放送してくれないので( ;∀;)
大村さん、全仏ドローが発表されましたが、べリスが結局クレー全休とベンチッチがまさかの全仏出場にびっくりです。
全体的にみても1回戦を見て見ないとドローの良し悪しは言えないですね。
トップハーフ、ボトムハーフ共にシードはうまいことばらけたので後は全仏一番のファクターになりうる雨が降るかどうかですね。
この段階で当然予想などできないわけですが、女子テニスのグランドスラムといえばベスト4にノーシードが1人以上残ると思うくらいですかね。
いや、ディフェンディングチャンピオンのオスタペンコの試合を放送せずに、
日本人ならともかく、外国人の男子の試合を放送するとは、
これが現在の日本の女子テニス人気だと思うと悲しいですね。
テニスバカさんがお好きかどうかはわかりませんが、
やはり女子テニスはシャラポワとセレナであることを再認識しました。
そして、テニスという枠を超えても注目されているのはシャラポワ、一人でしょう。
この2人が引退したら、もう日本では女子テニスはダメでしょうね。
それを補えるとしたら、CiCiかカリンスカヤしかいないと思いますが、
この2人が、常にGSで優勝争いをできる選手に育つかどうかに注目でしょうね。
こんばんは!大村様!
全仏オープンドロー出ましたね。4回戦でセリーナと当たるのでしょうか? だけど、2回戦くらいまではすんなりセリーナ勝てると思いますが、後どうでしょうか?
マリア様と当たって勝って欲しいですね。
だけど、来週から海外に旅行に行くので見れないのです。
録画は予約しますが。帰って来た時まで残って欲しいです。
大村様の決勝戦までーをお祈りしてますね。
では、行ってきまーす。笑い
海外旅行、楽しんでください!
もしWOWOWで観るのなら、1週目は日本人中心の編成ですので、
シャラポワだけでなく、ほとんどの女子の試合は観られませんので、
2週目からが楽しみですね(*^^*)
シャラポワとセレナが4回戦となると、これは2ndウィークですし、
日本人の試合とかち合わない限り絶対に放送するでしょう(*^^*)
大村さん、セレナの全仏出場はもう確定といっていいでしょうね。
それに伴ってかセレナをシードで出すかどうかでシャラポワ含め全仏シードのプレイヤーは一様にセレナをシードでということになっています。
まあ、よほどのことがない限りセレナはノーシードなわけですから、荒れる一番の要因になりそうですね。
出場できるか否かは、プロテクトランキングやWCがありますが、
シードをあげる蓋然性がないですよね。
シードをあげたら、誰かが(多分、32位)シードから外れるわけですし。
初戦や2回戦でセレナと当たりたくない気持ちはわかりますが、
シャラポワが好きだからこそ、そんな弱気な発言はして欲しくなかったです。
今のセレナが全仏を荒らすほど強いのかどうか、出産後、
1試合も観ていないので、ちょっとわからないですね~。
いずれにしても僕は、
シャラポワ、スビトリーナ、プリスコバ、クビトバ、カサキナ
推しで行きます!
そうだった、ベンチッチについて触れておくのを忘れていました。
クレーシーズン早々に疲労骨折が発覚して現在休養中であります。
果たしてグラスシーズンどこで復活するのか、はたまたグラスシーズンもだめで、北米シーズンにずれ込むのかですね。
地味にプイグも全仏欠場、ラドワンスカも欠場とテニスってオフシーズンだけでは勤続疲労はとれないですよね?
ベンチッチ・・・。
また、怪我ですか・・・。
無念ですが、怪我に泣かされてコートを去って行く。
そんなプレイヤーになりそうで残念ですね。
あと追加として大村さん、ハレプはスビトリナに対してのプランが走り勝っての守備力勝負だからこそ、リスクを負ったダウンザラインの攻めがないのだと思います。
だから守備力で互角の展開だとスビトリナが攻めてウィナーをとった分ポイントをリードしていくわけで。
それがより顕著なのがケルバーですね。
ケルバーはローマでついにスビトリナに6連敗を喫しましたが、いい加減試合のアプローチを変えて、スビトリナよりも先に先に攻めていかないとこのまま連敗を止めることはできないでしょう。
最後にスビトリナの不安材料はくどいようですがアンドリュー・バトルコーチですね。他のプレイヤーとは違ってスビトリナはただ1人で全仏を戦うことになりますから。
大村さん、スビトリナはローマを連覇しましたが、では昨年より強かったのかといえばそうは変わっていないと思います。
スビトリナは最高の守備力をもち且つ攻撃力があるプレイヤーであります。
つまりスビトリナよりも攻撃力のあるプレイヤーなら当然チャンスはあると思います。オスタペンコ、シャラポワ、大坂なおみといったところに、あとはフランスのガルシア、ムラデノビッチですね。
この2人との全仏での試合は当然フランスの観客が敵になりますし、その観客に苦しめられることになりそうかなと。
微妙なジャッジがムラデノビッチのポイントになったり、ムラデノビッチが攻勢になったりしたときにスビトリナのメンタルが保てればいいのですが。
そしてセレナに序盤であたるかどうかですね。これはスビトリナがセレナに負けるかどうかもありますが、やはり優勝を目指すのであれば早々にセレナと試合はしたくないですね、ピーキングをセレナ戦にもってこないと勝てないからです。
もしスビトリナがセレナと試合をするとなったら、ないとは思いますが、出し惜しみしたらスビトリナは当然勝てないと思いますし、勝利した後も大変です。
そしてハレプに関して初めてではないかもしれないですが、ダレン・ケーヒルがいながらなぜに、スライス、ドロップショットがほどんどやらないのか。
スビトリナのアンドリュー・バトルとは違いダレン・ケーヒルは確かな実績があるコーチなんですけど疑問が残ったままです。
ハレプは、スライスやドロップショットを打たないのではなく「打てない」のだと思います。
でなければ、毎度毎度、同じ負けパターンで、確かに世界ランクは1位かもしれませんが、
僕は「ハレプが一番強い」と思ったことは一度もありません。
スライスはともかく、ドロップショットは打てないでしょうね。
もっとも、そのハレプに負けたシャラポワが心配ではありますが。