先週末いわき市に行っていました。




緑が多く７月頭という時期も手伝って『夏』を感じれた町でした。



今回の目的は、



いわきのサッカー少年達とボールを蹴る事でした。



自分にはボールを蹴る事しか出来ないからね。



高速を降りて広い国道を走りました。



最初は気付けなかったけど。



道に大きな亀裂が入っていて、



車が段差を乗り越える度にかなりの衝撃。



迂回しないと行けない場所もありました。



少し走って見える景色の中には、



家の壁に入った亀裂や剥がれた瓦屋根や崩れかかった古い建物、



それに家がそのままぺしゃんこになったのも見えました。



写真やテレビでは見ていたけど、



目の当たりにしたらやはり笑って話なんて出来なかった。



チームメイトと3人と代理人の五人で行ってきたけど、



皆がいなかったら普通に話なんて俺には出来なかったと思う。



小学校に着いて、体育館で着替えてる頃にはサッカー少年達が笑いながらサインや写真を言ってきました。


とにかく元気！



着替え終わると挨拶をしました。



挨拶中に聞いたことない警報？みたいな音が流れて少年達と目を合わせると、



笑いながら『大丈夫！』と一言。



一瞬ドキッとしたけど、挨拶も終えてサッカー少年達とガンガン試合を楽しみました。



皆一生懸命にボールを追いかけて、笑っていました。本当に一生懸命でした。



今いわき市では、４時間までしか外にいれません。



一分一秒を大事にプレーしようと思っていましたが、


暑くて熱くて体力的に大変でした。



でもそんな僕達に容赦なく向かってくるサッカー少年達。



終わってみればこちらも最後までノンストップでサッカーを楽しんでいました。


顔や足は砂ぼこりだらけだし服を脱ぐときっかり焼けた跡。



終わった後も写真とサインで向かってきました。



とにかく元気で笑顔沢山で。



少ししてサッカー少年達を遠めで見ているとグランドを整備し、一列になって、



『ありがとうございました！！』と頭を長めに下げてグランドに挨拶。そして笑顔。



いろいろな感情が一瞬で沸き上がってきました。



小学校に来るまでの町を見て感じた僕の感情なんてそのサッカー少年達の笑顔に一掃されてました。



結局パワーを感じさせられたのは僕の方でした。



今一度、自分に出来る事を考えて行動していきたい。


そして今回協力して下さった、いわき市サッカー協会と各クラブのコーチやお父さんお母さん本当にありがとうございました。



最後にコーチの方が『いつか応援にいきます！僕達に出来るのはそんな事ぐらいです』と。



返す言葉が見つからなかったけど、絶対に見に来て欲しい。



良い試合をして何かを感じてもらえるように俺は一生懸命プレーしたいと思いました。



帰る車の周りに子供達が沢山来てくれました。



本気で危ないから車から離れて！と怒りたくなるくらい。



皆とはまた一緒にボールを蹴ると約束してきました。


俺も頑張ります！



皆も笑顔で頑張って下さい！！