自分の目線、人の目線
昨日来られたお客様。
私の足は歪んでいて、恥ずかしいんです。
もう少し真っ直ぐになりませんか。
っと言われた、その方の足は？
かなり真っ直ぐです。
その方いわく、膝下が内側に捻じれていて、曲がっている。
レッグラインが崩れている。 とのこと。
僕の見立てと余りにも違うんですよね。
もちろん膝下は内側に捻じれています。
でもね、完全に許容範囲。
気にする必要がないくらい。
客観的には美脚の部類。
膝下の骨は、どうしても内側に捻じれます。
これを内旋と言います。
内股がひどいと、内旋がきつくなってО脚を助長します。
これは良くありません。
でも、多少の捻じれは気にしなくて大丈夫。
今までに僕が見た方で、ほぼ完ぺきな足の方は押切もえさんくらい。
モデルからスタートして、現在は女優で大活躍中のNさん。
ものすごいスタイルと美脚で有名な方です。
でも、この方の足、足を揃えて立つと膝の間に握りこぶし一つ以上のすき間。
そして膝下の捻じれ。
それなのに何故美脚と言われるの？
もちろん矯正を受けたり、日々のトレーニングもストイックにされています。
そして、自分の欠点を補うポージングやウォーキングを作っています。
これだけで美脚になるんですよ。
立つときは、つま先は少し外側に。
お尻を締めるようにするだけで、骨盤が立って背筋が伸びます。
そして歩く時は軽く足を交差させる。
この時もつま先は軽く外側に。
これだけで人からは美脚に見えます。
そうやって立ったり歩いたりする姿をガラスや鏡越しに見てください。
悩んでいる貴女とは違う、いい女がきっと見えるはず。
