鍛錬しすぎにご用心!
朝は6時からトレーニング、午後は稽古、夜は研究会!
春と夏の合宿は食事の合間はトレーニングか稽古!
なんと、お正月まで合宿していました!
今みたいに科学的な根拠がない時代でしたので、たくさん練習をすれば強くなれると皆が思っていました。
練習中は水を一滴も飲んじゃダメ!
トイレや風呂場で指導者の目を盗んで、蛇口に口をつけて水をガブガブ飲んでいました。
イヤーッ! 身体のメカを無視した非科学的な事をしていたなーって思います。
下半身を鍛える為に、うさぎ跳びでグラウンドを一周したり、身体を壊す事ばかりをした記憶があります。
そして、壮絶で陰湿なシゴキとイジメ!
血を見ない日はありませんでした!
ほとんど昔の軍国主義の名残り!(笑)
稽古が終わった後の正座などは、一時間も!
僕の膝は、このような理不尽な慣習で壊れました!
でも、根性だけはついたかなー!(笑)
今、後輩たちを見ると、こう言った理不尽な慣習はなくなり、みんなのびのびと練習をしています。
本当に良い時代になったと思います。
とは言うものの、常に故障者がいて、時に深刻な状況に至る者も後をたちません。
先日、対談をさせて頂いた先端医科学スポーツアカデミーの末武医師が「スポーツ競技を行なうと必ず身体が壊れる」と話されていましたが、その通りだと思います。
競技で上を目指すためには、自分を限界まで鍛えないといけません!
その為に、ちょっとした事で怪我をするんです。
怪我は身体に残ります! そして再発する!
現役中は対戦相手以外に、怪我との闘いもあるんです!
そして、本当に怖いのは引退して時間が経ってから!
怪我は身体に残り、やがて表に出て来ます!
それ以外にも、大きな負担を掛けた関節は悲鳴をあげます。
ちょうど今の僕みたいにね。
昔の根性主義が無くなっても、競技スポーツは身体に悪いんです!
たとえ、競技まで行かなくても、やり過ぎはダメ!
僕のお客様にテニスが好きで、時にオールナイトでプレーをする程のめり込んでいる方がいます。
この方、取り返しがつかない状態だけど、やめられないんですって!
テニスやサッカーなどは身体の重心を外に膨らませて、バランスを大きく崩す要因になるんです。
プレーが終わった後のクールダウンでバランスを整えないと行けないのですが、そこまでする人はほとんどいないですよね。
身体の鍛錬は必要です。
でも、弊害も頭に入れて行なって下さい。
そして、指導者が身体の知識がない事もあります。
トレーニングなど、身体を絞りたくて絞りたくて行くのに、トレーナーが筋肉大好きだったりすると、身体が膨らんだりしますからね!
スポーツの弊害も、ちゃんと理解して下さいね。
運動をした時に、しっかりと身体と語り合って変化を見極めることも大切ですよ。
ある意味、鍛錬の極致!
大ブレイクしてます!
去年は渋谷のマルイでかき氷屋さん(マチョ氷)したり、
焼き肉やカフェをしたり大活躍です!
お姫さま抱っこなどは、すごい行列と黄色い歓声が!
イヤーッ!時代が変わったなーって実感します!
このグループに誰よりも早く目を付けてブレイクのきっかけを作った、
S社編集部のYさん、 すごい眼力です!