【TED】自由=不幸せ?選択のパラドックスとは。
今回は、幸せとは何か、ということを考える上で興味深いトークを紹介します。
選択のパラドックス
今回のTEDスピーカーはバリー・シュワルツ氏。選択のパラドックスという、選択肢が多ければ多いほど、選んだ満足度は低くなる現象についてのスピーチです。バリー・シュワルツ氏が語る、選択のパラドックスについて | Talk Video | TED.com
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物的に豊かな国に住む私達は幸せなのか
みんなは幸せな人と言われてどんな人を思い浮かべますか?愛のある家庭がある人、富を築いている人、自由きままに生きている人…様々かと思います。幸せの中に、自由という尺度があります。自由を最大限に高めるためには、選択肢を最大限に増やす必要があります。選択肢があればあるほど、より良い選択肢ができると考えるからです。選ばねばならないことが余りに多い現代社会
ただ、以前に比べて、現代は選択しなければならない事があまりに多すぎると、バリー・シュワルツ氏は指摘します。それゆえに、本当にすべきことが何か考えることができなくなり、自分自身を見失ってしまうのではないかと。選択肢の多すぎる問いは、無力感がもたらされ、満足度を低くする。選んだ選択肢に不満を見つけ、選ばなかった選択肢に魅力を感じる。多すぎる選択肢の中に完璧があると期待値を上げすぎてしまい、選んだ選択肢の評価を結果として下げてしまうそうです。
例えば、携帯電話を選ぶのでもそう。まずは、携帯会社を選ぶ。ソフトバンク・ドコモ・auの3つから、もしくはウィルコムなどその他の携帯会社もある。次は機種。そして、料金プラン、色…選択する項目があまりに増えてくると、「まあいいや」とかなってしまいそうだよねぇ。
ぼくはこう思う
幸せになるためには、選択肢をあらかじめ少なくしておくことが必要。何事もバランスとはよく言われるけど、このケースも同じ。選択肢が多すぎると、選択するための時間と労力の2つの費用が不可欠となる。費用対効果を考えたときに、無制限に選択肢があることはデメリットになる。
だから、選択する上でのルールを決めることが肝心である。まず、選択肢に入れるかどうかというふるいにかけること。人生は選択の連続だけど、優先すべき順位が必ず存在するから、自分にとって重要度が低い選択肢が何か、あるいは重要度が高い選択肢が何かを理解しておくべきだ。
例えば、僕には最小限で良い事柄がある。衣服は良い例だ。 僕の場合は、最低限必要な服の種類と数を設定している。つまり、自分の中で「これさえあれば及第点」だと評価できる境界線が見つけるべきだと思う。その中でおしゃれを楽しめればいい。
それ以上は求めない。そのためには、自分自身の価値観を明確に定めることが前提となってくる。ひとつひとつの選択を行う前に、その選択を行う元となる価値観を定義すれば、判断する上での明確な基準が生まれ、取捨選択ができるようになる。
優先順位が低い対象に関しては、ある程度これでいいと妥協するポイントを多く持つことができれば、それだけ自由に選択できる時間と労力が増える。そのコストは選択に充てるのではなく、行動に充てたりすれはよいと思う!
要するに、選択肢のパラドックスに陥らないためにはまず自分自身の価値基準を明確にすることが1番大事だと思う、どりさんなのでした(^O^)/ Posted from するぷろ for iOS.
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