やっとここまできた「タッセル」
「タッセル」という言葉が随分たくさんの人達に認識されるようになった。
男女問わずである。
代表デザイナーを務める、タッセルブランド「プリンセスタッセル®」がデビューした当時は、
タッセルとは何か?をお客様にご説明するところからの始まりだった。
そこからのスタートで少しずつ「タッセル」を知って戴くようになり、
お客様から「この間、タッセルがテレビのセットに使われてました!」、
「先日、ドラマのカーテンにタッセルが!」など
お話を聞かせて戴くことも多くなった。
「プリンセスタッセル®」がデビューした時に放映されていたドラマでは
主人公の女優さんの携帯電話のストラップにタッセルが使われていた。
房丈の長いタッセルだった。
その当時ご来店くださったお客様の全員に近くが、
携帯ストラップ用の長いタッセルをお買い求めになっていた。
おもしろいほど、お客様は皆さま同じことを仰っていた。
たくさんお作りさせていただいた懐かしい思い出だ。
けれど、「タッセル」という言葉は
テレビドラマや対談番組中に出てくることは100%に近くない。
番組のセットの一部、登場人物のアクセサリーとしての使われ方なので当然のことである。
それでも「タッセル」を多く使って戴けているようになり、
たくさんの人達に認識いただけるようになったことは、嬉しい限りだった。
それが、である。
テレビを見ていて
「あー、タッセルもやっと、ここまでたどり着いたかー!」と
感慨無量なことがあった。
ついに「タッセル」という言葉が主人公のセリフに取り入れられたのだ!
ほんとに嬉しかった!
内容は、2時間のサスペンスドラマで犯行に使われたのが「タッセル」というもの。
凶器であろうが「タッセル」だけが画面いっぱいに映され、
重要な役割を担ったことが、私にとっては感慨無量なのである
。
妙に幸せな気持ちになった。
常に脇役的存在の「タッセル」。
しかし、あるのとないのでは全く違う。
ないはないでそれなりに、だけれど、
あればあったで、華やかにも格好よく
にも演出できる。
あった方が豊かな気分に、また豊かな人生(生活)になる
、
そんなタッセルを私が自分で決める最後の時まで作り続けようと思う
。
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