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もしかしたら、小人さんだったのかもしれない。
わたしを助けてくれる、小さな小さな小人さん。
わたしのブログ記事には、いくつか未公開の記事がある。
一つは映画を評論したもの。
やっぱりなんだか恥ずかしくて、下書きで留めた。
一つは思いのままに心情を綴ったもの。
ほとんどは、思いのままに成り立っているこのブログ。
けれども
あぁ、今じゃない
と、辞めたもの。
一つは、途中まで書き殴ったもの。
途中まで書いて思い留まった。
たまに、下書きを見て思う。
そして、笑う。
あぁ、この時はこんなことがあってこんな気持ちだったね。
この時はこんなことがあったから、こんな言葉なのね。
言葉は、面白い。
私が星の王子様を好きな理由はね、王子様がずっと大人にならないからなの。
そして、とても素直で純粋だから。
ー大切なものは、目には見えない
きっと、ずっと見えないね。
ー目に見えないものに価値がある
見えたものに、価値を感じたことがあっただろうか。
けれど、王子様が大人になったとしたらどんな大人になるんだろう。
それはそれで興味深い。
＊
今朝、仔犬に出会ったんだ。
とても可愛い仔犬だった。
少し、抱きしめたい気持ちだった。
仔犬は強い目をしていた。
僕は大丈夫、と言わんばかりに。
帰る場所はあるようだった。
素敵な大人になってね。
今日は気持ちがいいな。
まるで、新品の心だ。
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