この街
こんばんは、佐倉仁菜です。
こちらはとても寒いです。
でも、やっぱりいい街だなぁ。
束の間の帰省、なんのことやら?な人は前回のわたしのブログを読んで下さい。
告知系のブログはTwitterに連動させるけど、それ以外は基本的にしないようにしているんです。
だって、わたしが気の向くまま、心のままに書き殴る文章を人に見せるのは、少し恥ずかしいじゃないですか。
理由は、それだけ。
喪服を着るのは久しぶり。
いや、喪服など頻繁に着たい服ではない。
不思議と冷静なわたしは、安らかに眠るおばあちゃんをしっかりと見送りました。
たくさんのお花に囲まれたおばあちゃんは、とても綺麗でした。
骨がね、薄紫の花の色に染まっていたんです。
どこまでもお洒落な人だと思った。
おばあちゃんは詩を読むのが好きな人でした。
その影響で、わたしは小学生の頃に短歌を始めた。
子どもながらに、なんかの賞に入選して少し遠くの街へ行き表彰されたことなんかもありました。
おばあちゃんの詩をまとめた本があって、昨晩改めてまじまじと読みました。
孫のこと、いっぱい書いてくれてた。
もちろん、旦那や自分の子どものことも。
それはそれは胸が熱くなりました。
単純に、うれしくて。
この気持ちを大切にしたいと思った。
心配されるほど落ち込んだりは全然していなくて、むしろ不謹慎に通夜最中ふざけてしまうくらいにわたしは元気です。
ふざけちゃいけないんですけどね、多分。笑
なので、心配しないで下さいね。
人が死ぬことは当たり前のことで、死んだら冷たくなるのも当たり前のことで、死んだら焼くのも当たり前のことで、焼いたら骨になるのも当たり前のことで。
祖父母は身を持って、勉強させてくれたかのように思います。
わたしはおばあちゃんとおじいちゃんに育ててもらえて、幸せでした。
わたしが老人好きなのは、おじいちゃんとおばあちゃんの影響かもしれません。
今日は母の家を何年ぶりかに尋ねた。
カレーライスが食べたいと言ったら、カレーライスを作ってくれた。
世界一美味しかった。
チョコレートくらい甘いの。
うちのカレーは、甘い。
久しぶりに食べた母のご飯が美味しくて、今になって涙が出そうだ。
多分それは今、ホテルで一人ストロングを飲んでいるせいもあると思う。
わたしはずっとこれを、きっと食べたかったんだ。
ずっと、ずっとずっと前から、きっと。
誰かが作ってくれるご飯って、こんなに美味しいんですね。
わたしがみんなに振舞うご飯も、そんな風に思ってもらえていたら嬉しいなぁ。
この街が好きよ。
全く可愛げのない、青春が詰まっている。
いつか書きたい小説のタイトルが決まった。
それはゆっくりでいいと思っている。
唐突に演劇がしたい、多分レベルアップしたわたしがそこにいることと思います。
いつまでも表現者でいたいなぁ。
母にね、朝ごはんに食べたいからってカレーをタッパに詰めて貰ってきたの。
明日の朝ごはんはカレー。
世界一素敵な朝よ、早くこないかしら。
そんなこと考えたら、また眠れないじゃない。
幸せな睡眠不足ならいっか。
わたしは、好きな人をもっともっと大切にしようと思った。
ねえ、あなたのことよ。
この街が好きよ。
生まれた街だから、空はまだ青く広いわ 、田んぼも。
のんびりしてるから、魚も安くて新鮮。
なんて、森高千里みたいなこと言って。
明日は東京に戻ります。
夜はお久しぶりのマシェバラです。
本当にめちゃくちゃ元気なので、どうぞ遊びに来て下さいね。
アートは得意分野、任せて。
明日も明後日もずっとずっと、わたしの大好きな人たちが笑顔で健康に過ごせますように。
もう一缶飲んだら寝よ、また明日ね
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