ありがとうございました
こんにちは、佐倉仁菜です。
舞台「 ちょうちょうむすび 」
無事に終演致しました。
ご観劇くださった皆様
誠にありがとうございました!
わたしの夏が終わりました。
7、8月と連続で
舞台に立たせていただいて
目まぐるしい毎日
苦悩に満ちた日もあったけれど
終わってみればなんだか
寂しさ溢れるものです。
今回はヒロインという
素敵な役どころを
なぎちゃんが与えてくれました。
わたしは期待に応えられるように
努力を重ねたけれど
わたしが演じた清原ななは
皆さんの目にはどう映ったでしょうか?
かわいい?
こわい?
気持ち悪い?
ななちゃんはね
明るくて、可愛いらしくて、従順で
ちょっぴり狂気的な女の子。
彼のことが大好きで
わたしだけを見てほしい
巻きついたら離れない
蛇のような女の子。
観に来てくれた友達たちは
わたしが今まで演じた役の中で
一番好きだったよ、と言ってくれました。
ファンの方には、自分もあんな風に
思われてみたいなって意見を多々
お聞きしてなんだかキュンとしました。
今回の作品は女性の評価が高く
共感を得る方が多かったようです。
女性なら誰しもが持っているであろう
好きな人には自分だけを見てほしい
という、この純粋な気持ちに
複雑な糸が絡み合っていき
解けなかったり、絡まったり、切れたり
繋がることが難しかった。
後半、狂気に満ちて
変貌していくななちゃんを演じるのは
すごく楽しかったです。
あなたの髪の毛一本一本でさえ
わたしにとっては宝物で
頭の先から足の爪の先まで
あなたが欲しくて。
ねえ、わかってくれる?
そんな感じ。
愛は狂気。
なんだってできる、だから
ふとした瞬間に怖いのでしょうか。
何度受け入れたところで
本当に欲しいものが
手に入らないことだってあると思う。
わたしはね、とっても
ピュアな作品だと思うんです。
クズはどうしてこんなにも美味しいの?
答えなんて、きっとない。
繋がる先がきっと運命で
ねえ、赤い糸なんてさ
簡単に結べて、簡単に解けるのよ。
シェアハウスに住む6人の
純愛なのか、悲劇なのか
はたまた喜劇なのか、恋の物語。
皆さんの色んな意見を聞くのが
すごく楽しかったです。
正直、稽古中は
本当にしんどい時もありました。
気持ちを伝えることは難しい。
伝わらない苦悩
受け止めてもらえない悲しみ
何度飛び込んでも
そこにクッションはなくて
ただただ跳ね返ってくる日々は
笑いながらも、虚しかった。
支えてくれたメンバーには
本当に感謝しています。
清原ななという、蛇のような女の子
熱演できてとても楽しかったです。
今回の舞台を観に来てくれた方が
また佐倉仁菜の演技が観たいな、と
そう思っていただけたら幸いです。
今後も役者として、精進致します。
観に来てくれた皆さん
劇団familiarのなぎちゃん、ともちゃん
メンバーの深川くん、しげ
つぐさん、ヤスカさん
綾奈、あいこ、いっしー、やぎちゃん
制作の潮田さん、照明の國さん
音響の泉さん、舞監のだいすけさん
皆さん、本当にありがとうございました。
わたしはしばらく役者としての活動は
控えることとなりそうですが
もちろん機会がありましたら精力的に
チャレンジしていこうと思っていますので
今後もどうぞよろしくお願い致します。
あなたの赤い糸の先は
どこに繋がっているのかな。
「 倖せ 」は、狂気と隣り合わせ。
愛を込めて。
2017/09/04 NINA
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お疲れ様でした
愛し愛されたい人の欲を表した作品だと思っています
できれば最後の方にもう一度観に行きたかった
先輩方の癖のある役に負けず癖のある役を演じてましたね
しばらく役者はあいちゃうのは残念
初日の終わった後熱い手とホットした笑顔も印象深かった
赤い糸を探しに今週末に新宿辺りに行ってみようかな?