７月１日あたらしい月になりました
今日から７月です。
夏到来ですね。
あと５日で誕生日なので、複雑です。
毎年、この日に「昨年の７月１日は何をしていたのか？」と
思い出してみます。
今年も、昨年の事を思い出してました。
昨年は、あるアーティストさんの、ある長寿番組のエンデング
テーマの発売前日で、バタバタお手伝いをさせて頂いておりました。
歴代何人ものアーティストさんたちが、歌いたくてしかたなく
皆さんアプローチをして歌ってきたものです。
最初、私が担当のプロデューサーさんをご紹介させて頂いた時には
ナレーションを読ませてあげたくて、お食事をセッテングしたのですが
「アーティストさんだから歌でしょう」
と言ってくださり、ナレーションをさせて頂いたあとの目標は
この、エンディングを歌う事でした。
しかし、歌いまでには、時間がかかりました。
ナレーションのようにすんなりはいきません。
どうしたら歌えるかの、思考錯誤をしてきた事も、思い出します。
「もう、歌えないかも」そう思わせた瞬間もありました。
でも、どうしても「歌わせて」あげたかった。
今までと違う音楽性。
アーティストさんの武器である。澄んだ「声」。
これらを総合し、番組チーフプロデューサーを「うん」と言ってもらえる
には、この人の力を借りないとならないと思い、以前から知り合いの
ある音楽プロデューサーさんにお願いしました。
予算もないので、成立したらかかわってもらうからと言う、今考えると無謀で
この大物音楽プロデューサーによく、そんな図々しい事をいったよなと今思うと
深く反省もしますが、無我夢中とはこの事をいうのだろう。
でも、そんな無謀なお願いも
心良く受けてくださり、デモを作りました。
それを、聞いてもらい、それからはトントンといきました。
懐かしい。
誰もが、１つの事に向かって、一眼となり、成立に向かった時でした。
私は、ここで、たくさんの事を音楽以外の人間性や
自分の立ち位置など、様々まなばさせて頂きました。
どんなにイイ仕事をしても「人」なんです。
人に感謝して、人を飛び越えたり、自分だけの手柄にせずに、皆んなが
全員が平等に幸せになる事を望めばうまく成立する。
夢が「現実になる」と言う事を証明してくれた、プロジェクトでした。
人のご縁がなければうまくいかなかった事です。
あれから１年。
今は、違うアーティストさんとまた新しい仕掛けをしています。
今年はどんな仕掛けができるのか。
わくわくしています。
欲をもったり、自分だけがよければいいと思った瞬間にすべてが
崩れてしまうので、大切に新しい事をしていきたい。
頑張ろう！！！
と気持ちをあたらにしました。
