若者の勇気に感動した一日
昨日のある地下鉄の電車の中での出来事です。
若い男性と中年風のサラリーマン風の男性が３人座れる
座席に座っていました。
そこに、２０代くらいの女性が座りました。
その女性は「日本人」ではありません。
でも、今の日本にはたくさんの海外からの旅行者が来ていますし
外国の方が電車にのることもそばにおることも今や、全く
不思議なことではありません。
ましてや、来年は日本でオリンピックも行われます。
普通の事です。
しかし、急にその中年風のサラリーマンからある特定の国の
名前を出して攻撃したのです。
「差別」です。
もちろん、女性は一切何もしていません。
ただ、空いている座っただけの事です。
その女性は「マレーシア」から来た女性で、日本人がこんな事
を言うのかとすごく震えながら怒っていました。
そして、その男性の顔を携帯カメラで撮影したその瞬間です。
男性は逆上し、女性の携帯を取り上げようとし
「無断でとるな！お前消せ！！」
と騒ぎ始めました。
女性は、あまりの怖さに泣き出しています。
私は心の中で
「誰も助けないのが今の世の中。
もし、本当に誰も助けなかったら、私が間にはろう。」
そう思って間に入ろうと思った瞬間でした。
３人がけに座っていた隣にいた、若い男性が立ち上がりました。
「やめろ！！お前今彼女になんて言った！差別だろ。
お前に何もせず、座っただけで何を言った」
とその中年風の男性を抑えて止めたのです。
それでも、彼女に写真を消すようにその男性は迫ります。
その若い男性は「警察に行くから外に出ろ。差別はいけない」
と言いました。
すると「出ない」とビビる中年風の男性。
どうやら、きちんとした会社のお偉い方の肩書きの方らしいのです。
（会社名を言ってました）
結局、次の駅で私は降りてしまったので、どうなったのか
わかりません。
私ができた事は、差別用語を言われた、その女性に話しかけて
「次に私も降りるので一緒に降りましょう」
と言って一緒に降りて、その場所を離れさせた事です。
ただ、心配だったので降りた駅員さんに言って、列車を回ってもらう
ようにお願はいしました。
一人の若者の勇気！！
本当に、素晴らしい行動だと感動しました。
日本も捨てたもんではないです。
その中年風男性が口にした、差別をした国。
ここでは、あえていいませんが、
もう、そんなことを言うのは正直古いです。
何十年前のお話ですか！？
と言う感じです。
その国はもう日本よりも経済的にも発展しようと
している国の１つです。
その若者もそう感じて腹が立ったのでしょう。
あなたが言わなかったら
私が言ってました。
もう一度あの若者に会ってみたいです。
あの勇気、本当に素晴らしかった。
こうした若者は増えて欲しいですね。
それと、もう国で判断する世の中ではありません。
人です！！
私も含めて、みんなで考えないといけない事ですね。
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