ネパール最初の朝 前半。
ネパール最初の朝。
ニワトリの鳴き声で目覚める。
数時間の仮眠だったけど、
すっきり気持ちいい。
泊まってるホテルはチベットの僧侶さん達が運営してる場所で人も空気もあったかい場所。
最初のaction。
カトマンズのロータリークラブに参加しました。
世界中からお医者さんや活動家の人が集まりゲストスピーチや予算審議をしています。
女性活動家のお話。
藁や草を使って商品を作っています。
その土地の良いものを探すこと、
それをどう生かすか方法を考える。
誰にこのスキルを伝えて行くのか?
一つの地域だけではなく色んなグループを巻き込んで行くこと。
収穫の過程を記録する。
最初はいらないと言っていたものがどう変化していったか。
まずわらを綺麗にすることから始めました。工場も何もいりません。
自分達の場所があるだけで良いのです。
ここは寒いからまず自分達が藁のあたたかさに気づきます。
土地にどんな編み方があるのかを聞きます。シンプルな編み方と土地独自の編みかたを活用する。
自由度の高いものを作り出す。
藁の椅子やボックス、クッションや財布
頭にのせるお皿のようなものがあって、
移動する時に女性は頭に荷物をのせるのですが、これを作ることで痛くなく楽に運べます。
そして一番びっくりしたのはその商品のタグを見たときにJapanese 式と書いてあったのです。どれくらいの時間を通して、世界を巡ってここに来たのかわからないけど、日本で生まれた技術の一つがここにもあり、これからの村や職人に伝わっていることが感動しました。
今はスーパーマーケットでも買えるように拡大している。
一つ一つの地道な行動が人々の役にたち、心を動かしています。
日本の農家の人の笑顔がネパールで感じられたことが嬉しかったです。
松山先生のゲストトーク
日本のクリニックとネパールのクリニックがタッグを組んで長い年月アイキャンプをして来たこと、日本のスキルをどう伝えて行くかと言うことを伝えました。
日本からはOKが出ても現地で止まる、など見えない所で支援活動も色々大変なことが沢山あります。
そしてドイツの形成外科医の先生のお話。彼も自分達の技術をどうネパールに伝えるかと言うことを話していました。
興味深いのがそれぞれの話のスタイルが全然違うこと、
カトマンズの女性は身振り手振り体全体で表現し、
松山先生はしっかりと前を向いて言葉を伝え、
ドイツの先生は理論的にスマートに伝える。
こういうのを芝居に生かせる様に出来たらいいな。
そしてヒマラヤホテルにて、
医療チームの先生方と映画ディレクターと弁護士と現地のクリニックの方と現地の話を聞きながらランチしました。
日本とネパールの人間ドラマを描きたいと言うこと、
ネパールでヒーロー者を作りたいと言うこと、
現地ではどんな作品が流行っているのか、演技スタイルは?
と役者としてのやりとりもさせて頂きました。
後半へ続く。