他人の評価
雨が降ったりやんだりの一日でしたが、引きこもってしっかり仕事をすることができました。少し苦労する場面を書いているので、ちょうどよかったです。この天気でも甲子園はプロ野球をやっていたようで、首位の広島に阪神が勝っていますね〜
雲が多いので見づらいですが、写真の中央の山の上で小さく光っているのが甲子園球場の照明です。球場に行けなくても、この光を見て応援しています。
さて話は突然変わりますが、あなたは「自分」という存在を説明できますか？性別や年齢、職業等で、一般的な自分を説明することができます。でもそれだけでは、同じ条件の人は大勢いますよね。
それに生い立ちや人生での経験値、さらに培ってきた自分の人生観を加えることで、さらに詳しく自分を表現できるかもしれません。この「自分」を説明するという命題を突き詰めると、実は面白いことに気づきます。まぁ、それは今回のブログでは触れないようにしましょう〜
「自分」を説明するときの材料となっているのは、自分自身が持つ「自分」に対するイメージです。年齢を重ねるにつれ、いろいろな経験をします。そうしたなかで、「自分」という人間に対して持ってきたイメージが材料となっています。
しかし、それ以上に大きな影響を持っているのが、「自分」に対する他人のイメージです。他人の評価を真実だと思うことで、「自分」のイメージを作り上げる材料にしています。
特に子供の頃は、大人の影響を受けますよね。「男のくせにメソメソ泣くな！」とか「泣きもしない無愛想な子だね！」のような、大人の心ない言葉を直接受けることになります。自分が他人にどのように思われているかを知ることで、それを「自分」だとして受け入れてしまいます。
私たちが「自分」に対して抱いているイメージの大半は、意外にも他人の評価が積み重なってできているものかもしれません。本当の自分を見ることなく、他人の評価で自分を創り上げている人が多いのではないでしょうか？
実はこれは私自身のテーマでもあるのですよね〜
私は関西弁で言うところの、「気にしぃ」という人間です。幼いころの、その原因となる出来事も理解しています。大人にとって「いい子」でいることが、人生で大切だと思って育ってきたのです。
ところがわかっていても、なかなかそのパターンから抜けられません。他人が自分をどのように思っているかを、ついつい気にしてしまいます。例えば、ブログのアクセス数を気にしたり、自分の著作に関するAmazonのレビューを見てへこんだりもします。
でも最近は人が自分をどう思っているかについて、客観視できることが増えてきましたし、そのように意識しています。このブログへの引っ越しを機会に顔を公開したのも、そうしたことへの意図です。
結局はそれらの全てがイメージなのです。イメージというものは実体のないものです。私たちが自分だと思っている「自分」は、そうしてたイメージで創り上げられてきたものです。他人の評価が気になった時、それを思い出すようにしていま〜〜す
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