プチ☆スピ Vol.5
午前中に散歩に出たときは雲が多かったのですが、お昼頃から青空が広がっています。今日は自宅にいても、窓を開けていてちょうどいいくらいの陽気でした。風が気持ちのいい季節ですね。
午後から原稿を書いたりして疲れた時、午前中に撮影したこのような写真を見て癒されていま〜す
【聴くことは自由をもたらす】〜『四季の瞑想 クリシュナムルティの一日一話』より。
クリシュナムルティのような人は、同じことを何度も繰り返して言っているように感じるときがあります。ところがその本質は、たったひとつのことを伝えようとしているのだと思います。言葉や文字で表現できないものを伝えようとするには、そうするしか方法がないのかもしれませんね。
個人的な解釈ですが、クリシュナムルティが「聴く」と表現していることは、物理的な周囲の音や言葉を聞くというだけではなく、自分の心の声を聞くという意味もあるように感じています。
そのように考えると、「聴くことはそれ自体が完璧な行為です。聴くという行為自体が自由をもたらしてくれるのです」という彼の言葉が理解できるような気がします。
「聴く」という行為に対して努力が払われている時、その努力自体が聴くことを妨げているとクリシュナムルティは言っています。
「自分に喜びを与えてくれるものに耳を傾ける時、あなたは努力しますか? 精神が努力や比較、正当化や非難で一杯になっている限り、あなたが真理に気づくことはありませんし、偽りを偽りと見ることもありません」とのこと。
私たちが周囲の音や自分の心の声を聴こうとするとき、心が何かでいっぱいになっていると対象について関心を持つことができません。関心=愛であると思うので、自分の周囲にも自分自身にも愛を持つことができず、葛藤や矛盾で心が満たされてしまいます。
私たちは絶えずあれこれのものになろうとしたり、特定の状態に至ろうとしたり、ある種の経験を持とうとしたり、別の経験を避けようとしたりしています。そんな心の状態は、決して自由とは言えませんよね〜〜
「聴く」ことを意識することで、自由でありたいと思っています。
「単純でありなさい。そして何かになろうとか、何らかの経験をしようなどとはしないことです」とのこと……。
う〜ん、奥深くていろいろな意味を持つ彼の言葉ですが、そう考える時点で私の意識は単純ではないのかもしれませんね〜〜〜
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