プチ☆スピ Vol.12
午前中の散歩は汗びっしょりのヘロヘロで帰ってきましたが、シャワーを浴びるだけで午後からは気持ちよく過ごしています。どちらかと言えば肌寒く感じるくらいですから、どんだけ山奥に住んでんねん〜という感じですね
午前の散歩の帰り道に、妻が面白いものを発見しました。
通学路になっていますから、きっと子供が街路樹に貼付けたのでしょうね。思わず「私はA型だよ〜」と返事しそうになりました。このラベルの内容も面白いですが、街路樹に溶け込んだ色もいいですね〜!
【学びは決して蓄積されない】〜『四季の瞑想 クリシュナムルティの一日一話』より。
「決して」という強い言葉が使われていて、この言葉が持つパワーを感じます。ここでいう「学び」という言葉については、「気づき」と読み替えるほうが理解しやすいかもしれませんね。
「学びは継続的なプロセスですが、付け足していくプロセスではありません。集め、そして集めたものから行為を起こす、というプロセスではないのです」と彼は言っています。「気づき」という言葉に置き換えるとわかりますね。
私たちのほとんどは、知識を集め、記憶し、それを観念、経験として貯め込み、そこから行動します。そしてこうしたことが失敗を防いでスムーズに物事を勧めていくのは確かです。しかしそのようなプロセスにはいかなる気づきもないとクリシュナムルティは言っています。
「学びは不断の運動なのです。決して蓄積されません。学びを貯め込み、その貯蔵庫から行動することなどできないのです。前に進んでいきながら、あなたは学ぶのです」
つまり私たちが貯め込んでいる信念や観念というものが、気づきを妨げている原因であると言っています。そして蓄積するという行為は停滞を意味していて、本当の気づきというものはダイナミックな動きのなかにこそあるのだと言っているのですね。
このことは「今、ここ」をありのままに「観る」ということを説明しています。蓄積は過去であり、「今、ここ」ではありません。自分の記憶から物事を見ることから、本当の気づきはあり得ないということですね。
そして「今、ここ」のありのままは、決して静止することなく動き続けていくものです。
昨日のブログで紹介した著者のアニータが言っていました。こうでなければ、こうしなければという全ての信念を手放したとき、私は癒されたとのことです。つまりアニータは自分の人生で蓄積してきた知識や信念を手放すことで、本当の自分を知り、癒しを体験したのでしょう。
今日の言葉は短いですが、多くの示唆を含んだものだと思います。
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