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高羽そらさんインタビュー

祇園、その美しき世界

逆立ちしてカレンダーを見ると、9月1日。何だかその頃の気温ですね〜expression/eps_emoji_019.gif

私の出身地の京都は、お昼過ぎに35度を突破したとのこと。京都が暑いのは身をもって知っていますが、それでも異常です。

神戸も30度を超えていると思うのですが、京都よりは涼しいかもしれませんね。

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美しい花を見ると暑さも和らぐかと思いましたが、やっぱり暑いですね。

その京都に関するドキュメンを録画していまして、昨晩ゆっくりと見ることができました。一年前にNHKで放送された番組でしたが、京都の祇園を特集した一時間のドキュメントでした。

京都には現在五つの花街があります。祇園甲部、祇園東、宮川町、先斗町、上七軒の五つです。私が京都にいる頃に勤めていたのが祇園甲部の事務所でして、京都の八坂神社の門前町として江戸時代初期に開かれた、京都で最も大きな花街です。妻と出会ったのはその職場でした。

祇園の歴史から始めて、現在そこに暮らす人々が描かれた、とても素晴らしい番組でした。知り合いの人がどんどん出演していますので、妻と二人で「おぉ、あの人老けたね〜」とか、「ありゃ、昔のままやんか〜!」とワイワイ言いながら見ていました。

現在の舞子さんや若手の芸妓さんは、私が退職後にデビューされたばかりですから知らない人ばかりです。でも、中堅どころから年配の芸妓さん、そしてお茶屋のおかみさんや、お師匠さんは知り過ぎているくらい知っている人ばかりです。

デビューしたての舞子さん。舞子を終えて芸妓になる人。40年以上現役で舞台に立つ芸妓さん。お茶屋のおかみさん。京舞を教えるお師匠さんたち。着物を着付ける仕事の男衆(おとこし)さん。かんざし職人の方。そうした方たちにスポットを当てつつ、祇園町全体が見事に語られていた番組です。

私が退職したときに、毛筆で心のこもった丁寧なお手紙をくださったお茶屋のおかみさんの元気な姿を見た時、嬉しくて涙が出そうでした。事務所で打ち上げがあったときに、いつも笑顔で美味しいお酒を用意してくださった懐かしい芸妓さんの姿もありました。

懐かしい元職場も写っていましたね。年末になると男集さんの忘年会へ個人的に呼んでもらっていたのですが、いつも馬鹿な話をしながらお酒を酌み交わしていた男衆さんが元気で働く姿も嬉しかったです。過去の映像で、今は故人となっているお世話になった方の姿も懐かしかったです。

祇園というのは専門家した「個」がひとつになって支えられている世界です。お茶屋さん、置屋さん、芸舞妓さん、お師匠さん、仕出し屋さん、酒屋さん、三味線屋さん、かんざし屋さん、呉服屋さん等、分業化された専門集団の力がひとつになって、おもてなしの文化が成立しているのです。

それは個性を大切にして、他人を敬うという、人間本来が持ちうる美しさが凝縮された世界だと思います。今日も暑い京都の祇園で、大勢の方が汗を流して働いているのでしょうね〜!

『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。

『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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