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高羽そらさんインタビュー

全てが必然なら…

午前中散歩をしていて感じましたが、蝉の声が静かになってきました。先週くらいまではサラウンドで蝉の鳴き声が響いていましたが、季節が移り変わっているのがわかります。

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まだ青い柿の実ですが、赤くなる頃には秋が本番を迎えているのでしょう。

さて、スピリチュアルの世界に触れると「全ては必然」という言葉に必ず出会います。『ゼロの物語』の登場人物である老科学者のキャッスルの口癖です。私もそうだと確信していますが、これを体現できることには大きな意味があります。

全てが必然だと理解することは、自分に起きる現実を全て受け入れることです。自分にとっていいことであれ悪いことであれ、起きるべくして起きたと認めることです。それは「今、ここ」に生きることに繋がります。

世界が偶然に支配されていると思うと、意識が過去や未来をさまよいます。「もっといい大学に行っていたら、私はもっといい職場で働いているのに」と自分が努力しない理由を過去の原因に求めます。「今」の自分がやらない言い訳を過去の出来事から探し出してしまうのです。

偶然は未来の不安も呼びます。だからやりたい仕事や夢があっても先延ばしすることで、失敗する経験を避けようとしてしまいます。「今はできないけれど、いつかやる」がいつまでも続きます。「全てが必然」だと理解できれば、失敗も通過点であり経験であると思えます。そして「今、ここ」の自分がやれることに集中できるのです。

ところが頭では理解できても、この「全ては必然」を心の底から信じることは簡単ではありません。普段から「全ては必然」だと言っている人でも、それが表面だけだとわかる発言をしています。たとえば……。

「電車に乗り遅れそうだったけれど、運良く電車の到着が遅れて間に合った」

「こんな本に出会えたのは、ガイドの導きにちがいない」

ついついこういうことを言いがちです。「全てが必然」と信じているのなら決して出てこない言葉ですね。運がいいとかラッキーだとか、ガイドが導いてくれると考えることは、出来事が必然ではないと言っているのと同じです。必然であるなら、どのようであっても必然なのです。

「全てが必然」であると心の底から思えるようになるためには、常に自分の意識を観察する必要があります。そうではない思考がやってきたときに気づき、徹底的に起きる現実をありのまま受け入れていく必要があります。でも、苦痛を伴うことでもあるのです……。

昨日フジテレビで放送された、29年前の日航機墜落事故の番組を見ました。あのような悲劇の遺族に対して、「全ては必然」であるとは言えません。自分が遺族の立場だとしても、そう思えないかもしれません。

それでも批判を覚悟で言います。全ては必然です。私は明確に自覚しています。そしてそれを知ることで、大きな恩寵があると確信しています。では全てが必然なら、人間は運命に支配されていて自由意思は存在しないのか? そのことについては、またいつか機会があれば書きますね〜expression/eps_coldsweats01.gif

『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。

『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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