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高羽そらさんインタビュー

意味のわからない宗教的慣習

雲の多いどんよりとした神戸の朝です。気温は低めなのですが、風がないのと湿度が高いので蒸し暑く感じます。

昨日は図書館でまた4冊本を借りてきましたので、今日もインプットを続けていきたいと思っています。しかし昨晩から読み始めた本に脳をシャッフルされています。スピ系の本なのですが、文章が超難解……。サラッと読み流してしまうと、何のことだかさっぱりわかりません。

2〜3行の文章を読んで理解するのに、4〜5分かかっているときもあります。ところがそのまま読み進めてしまうという不思議な魅力を持った本です。実はシンプルなことを語っているだけだったりするのですが、そこへたどり着くのに息も絶え絶えという感じです。

外国人の著者ですが、あえてこのような文章を書いているのだと思います。シンプルなことをシンプルに書くと、わかっていないのに理解したつもりでページを進みます。しかしこのような文章だと理解なしに先へは進めません。こういった文章表現もあるのだなぁと感心しています。

さて昨晩も相変わらず紀行番組を見ていたのですが、驚く光景を見ました。プーケットだったのですが、通り沿いの商店に生きたままの亀や鰻が置かれています。タイとは言え中国の影響を受けていますから食用かと思いました。ところがそれは仏教で説くところの、徳を積むためのものだとのこと……。

若い男性が来て、鰻を九匹買いました。その鰻を川へ放してやるとのこと。生きものを助けてやることで徳を積み、自分の願いがかなうようにするそうです。何だかおかしくないですか? 

だって本来は野生で過ごしている動物をつかまえてストレスを与えているのに、それを人間が徳を積むために放すなんて。何て自分勝手な都合のいい発想なのでしょう。私はタイで僧侶が行っている托鉢にも反感を感じます。どうせ徳を積むために金銭や食べ物を提供するなら、もっと他に活かすべき組織や場所があるかと思うのですが……。上から目線の僧侶から言葉をもらうためにするなんて、宗教が与えた善意の恐怖だと思います。

日本だって人ごとじゃないです。阪神大震災で破損したお寺を修復するため、同じく自宅が破損している檀家たちから半強制的に寄付を集めて修繕した僧侶の行動を聞いたことがあります。その名目も、檀家に徳を積ませるためだと……。

ついでに言いますと、あの戒名って何? 戒名をつけてもらうだけで、何十万円も請求されます。あの世で必要な名前だと言われたら、家族は何も言わずに払うでしょう。まるで恐喝です。では戒名のない欧米の人たちはどうなるの? 僧侶たちはどのように答えるのでしょう。

仏教、キリスト教、イスラム教との宗派を問わず、人間が作り出したものは変質していきます。本来の目的が見失われて、冷静に考えれば意味のない慣習に支配されています。誰もがそうするからという行為に対して、自分にとって本当に必要なことか問い直すことが必要だと思います。

私はいつも妻に言っています。私が死んでも葬式は必要ないし、もちろん戒名もお墓もいりません。妻が死体遺棄で逮捕されると大変ですので、火葬場で火葬だけしてもらって、そのまま自治体で処分してもらえる方法がないか真剣に考えていますexpression/eps_happy01.gif

日本で当たり前のように行われている宗教的慣習について言いたいことは山ほどありますが、キリがないのでこれくらいで止めておきますね。必要だと思うことはすればいいと思います。しかし必要ないと思うことは、たとえ偉いお坊さんが言っても拒否するべきです。本当に必要なことかどうか、自分で考えることが最も大切なことだと思います。

『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。

『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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