あなたの『幸せのレシピ』はありますか?
自宅にいると暑さは感じませんが、蒸し蒸しと湿度が高い今日の神戸です。明日は雨の予報ですものね。
自宅パルコニーから見た、関西国際空港方面の景色です。どんよりと曇っていますね。海岸沿いにある施設は、神戸製鋼の工場です。
さて、今日の午後は懐かしい映画を見ました。原題は『No Reservations』というタイトルで、邦題は『幸せのレシピ』という映画です。一般的には洋画の邦題にガッカリすることが多いのですが、この映画に関しては邦題のほうが素晴らしいと感じています。
2007年に公開されたラブストーリーですが、大好きで何度も観ています。先日にNHKのBSで放送されていましたので、録画して久しぶりにこの素敵な映画を観ることができました。心がほんわかしたい人には、お勧めの映画ですよ〜
キャサリン・ゼタ=ジョーンズの主演で、相手役はアーロン・エッカートです。キャサリンはショーン・コネリーと共演した『エントラップメント』という映画を観てファンになりましたが、その後『シカゴ』ではオスカーを獲得している大女優ですね。
アーロンは『ダークナイト』という映画で知った人が多いかもしれませんね。バットマンと組んで、ヒース・レジャーが演じるジョーカーと戦った検事役が印象的でした。いろいろな役を演じられる、私の大好きな俳優さんです。
マンハッタンのレストランで料理長をつとめるケイトをキャサリンが演じていますが、シングルマザーの姉が交通事故を起こして姪のゾーイを引き取ることになります。完璧主義者のケイトは有名なシェフとして知られていますが、ストレスで心はボロボロ。冷蔵庫の中がホッとできる場所で、セラピーに通う日々でした。
ケイトがゾーイとの時間を取られるため、レストランの女性オーナーが雇った副シェフがアーロン演じるニックです。他人との関わりに問題を抱えるケイトと、母親を失って心に傷を抱えたゾーイ。そんな二人がニックという人間を通じて心を開いていく過程を描いたラブストーリーです。
完璧過ぎる叔母のケイトが作る料理を食べなかったゾーイが、ニックが作った何気ないパスタを必死で食べるシーンが大好きです。料理というのは食べる相手を思いやる心で味が変わるのでしょうね。料理がいっぱい登場するので、お腹が空いているとよだれがでてしまう映画ですよ〜
ラスト近くで幸せを求めるケイトにセラピストは言います。料理のレシピはいくつも持っているケイトですが、「幸せのレシピ」は見失ったままです。「あなただけのレシピを大切に……」とセラピストに言われたケイトが、自分の「幸せのレシピ」を見つけるという映画です。
幸せは主観的なものです。誰もが自分だけの「幸せのレシピ」を必ず持っています。他人のレシピでは自分は幸せになれません。自分だけの「幸せのレシピ」を持っている人は、辛いことや悲しいことがあっても、そのレシピを通じて幸せを見つけ出せるのでしょう。
あなたは、あなただけの「幸せのレシピ」を持っていますか? 私の「幸せのレシピ」は、「今、ここ」を全力で感じることです。顔を洗っているときには、その水の冷たさを。トマトジュースを飲んだときは、その喉を通る感触を。そして四季の風を肌で感じるその瞬間、私は言葉にできない幸せを感じます。
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