ようやく観ました『アナ雪』
彼岸の入りを明日にひかえて、神戸は肌寒い一日です。今日は雲が多いせいか、昼間の気温もあまり上がっていないようですね。今日は引きこもりでしたが、ウロウロとアウトドアを放浪したくなる季節がやってきました。
昨日駅までの道を歩いていて見つけた花ですが、歩道のすきまから伸びて花を咲かせていました。綺麗な花なので植えてあるのかと思いましたが、その「ど根性」に感服して写真を撮影させてもらいました。たくましいですね！
さて世間ではすっかりブームが過去のものとなった『アナと雪の女王』をようやく観ました。最近のディズニーの３Dコンピューター・アニメーションの映像があまり好きではないので、映画館に行くのは敬遠していた作品です。
でもヒットした作品には必ず理由があるはずですから、絶対に観ようと決めていました。昨日にTSUTAYAでDVDを借りてきたのですが、想像していたより面白くて、よくできた映画だと感心しました。特にミュージカル映画が好きな私には、ちょっとツボに入ったようです。
私はミュージカルを観ると昔から涙が止まらなくなる習性がありまして、このアニメでも意味もなく泣いていました。明るく楽しいシーンでも、ミュージカルのシーンになると涙が出てくるのですよね〜
大人でも十分楽しめるストーリーになっていましたから、子供達に人気があるのがよくわかりました。アナの命を救う「真実の愛」を、クリストフと見せかけつつ姉のエルサを使ってくれて良かったです。クリストフなら陳腐な恋愛映画になって、それまでの前提が台無しですものね。
音楽も予想以上に良かったです。やはり英語という言語はミュージカルにピッタリ。ファンタジーとしてだけではなく、ミュージカル映画としても素晴らしかったと思います。字幕版も吹き替え版も観ましたが、私は吹き替えはダメでしたね……。
どうも日本語のミュージカルは苦手です。全編通して吹き替えで観る気力はありませんでした。でもそれを救ってくれたのは松たかこさんの歌唱力かな。彼女の声は昔から大好きですが、この映画でも艶のある美しい声を聞かせてくれましたね。
私にとっては一度観ればいい映画ですが、子供達に支持されているのはよくわかりました。姉妹のダブルヒロインを起用した設定の勝利ですね。二人とも魅力的なキャラでした。人間が心を閉ざすのは怒りや憎しみだけでないのがよくわかります。
愛する人を傷つけたくない、守りたい、という思いから心を閉ざすこともあるのを、姉のエルサを通して見事に表現されていました。子供たちにもそのストレートな思いが伝わる映画なのだと思います。
ミュージカルといえば『アニー』の新しい映画が来年１月に公開にされますね。めちゃ楽しみにしています。あの名曲の『Tomorrow』を聞いたら、また涙が止まらないだろうなぁ〜
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