気持ちよくお金を使いたい
朝から雲の多い神戸ですが、パラパラと雨が降った程度で、道路が濡れるような雨は降りませんでした。今は夕日が大阪の街を淡く照らしています。
午前中に出かけた時、あまりに鮮やかな黄色に誘われて写真を撮らせてもらった花です。綺麗だなぁ〜
今日は少し用事がありましたので、買い物を兼ねて三宮まで出かけました。いつもならランチをどこかで食べて、ウインドウショッピングをするパターンです。ところが雨が今にも降りそうな天気だったので、地元の六甲へ戻ってランチを食べました。
でも、失敗だったなぁ……。
今回が二度目のお店なのですが、以前から店員さんの雰囲気が苦手でした。お客さんには愛想良くするのですが、店主らしき男性はいつも従業員を怒鳴っています。聞こえないようにしてくれたらいいのですが、
店員さんも一カ所に固まって、ぺらぺらと雑談。そこそこ美味しいと感じたのでやってきたのですが、ついにその雰囲気が味に反映されていました。明らかに美味しくない。食べた後の胃に残った違和感が、そのお店そのものと同じでした。オープンしたばかりのお店ですが、長続きしないように思います。
私も妻も、もう二度と行かないでしょう。一人当たり1,000円もしない料金ですが、この料理にその半額の金額でも支払う気持ちはありません。お金は私のエネルギーでもあります。そして使ったエネルギーが、また私に戻ってきます。せっかく使うのなら、気持ちよくそのエネルギーを使いたいです。
スーパーで買い物するときに、同じ商品なら安いほうがいいですよね。そのために少し歩いてでも、違うスーパーに行く事はあります。それは納得してお金を使いたいからで、ケチで節約するために汲汲としているわけではありません。
でも安いからという観点だけでお金を使うと、予想もしないガッカリに出会うことがあります。だから自分にとって投資すべきときには、思い切ってお金を使います。それはその商品やサービスにその価値を見出だしているからです。価値を認めるものに関しては、気持ちよくお金を使う。そうすることで、同じ性質のエネルギーが確実に返ってきます。
その「価値」とな何でしょう? 私はそれを提供する会社や人の「心」だと思います。私たちはその「心」に付加価値を感じます。料理にしても、サービスにしても、事務的な仕事にしても、それに関与した全ての人の「心」が集積したものが「価値」として輝きを見せてくるのでしょう。
その「心」のないものは一時的に売れたとしても、いずれ化けの皮がはがれます。そうなると、人は自然と離れていくと思います。
お金の支払いが発生するか否かを問わず、何事にも自分の「心」を込めていきたいと思っています。このブログを読んでいただくのに料金は発生しませんが、読むための労力やネットに繋ぐ時間等のエネルギーを使っていただいています。お金を使ってもらっていることと同じだと思います。
だから「心」を込めて書くように意識しています。そして物語を書くときも、そこに「心」が残るように必死になっています。そして最も大切なこと……。
それはその「心」を磨き続けることです。お金を含めたエネルギーを使ってでもその価値を得たいという「心」であらねばなりません。まだまだ自分の未熟さを痛感して、自己嫌悪になる毎日です。でも、少しでもその価値を高めていけるよう、「心」を磨いていきたいと切に願っています。ファイト〜
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