心のホームポジション
見事な秋晴れの1日でしたね。今も東の空には青空が広がっていますので、今日の皆既月食はじっくりと観察できそうです。
今朝外出したときの近所の写真ですが、もうこうして紅葉が始まっている木があるのですね。今年は紅葉見物に旅に行きたいと思っています。去年は日帰りで京都に行ったのですが、今年はどこかに泊まっちゃおうかなぁ。
JR六甲道駅周辺の写真ですが、見事な青空です。妻と2人で、信号が変わったのにも気づかず見とれてしまっていました。
チベット仏教では、青空を人間の心に例えています。この写真のように澄んだ青空が心の本来の姿であり、思考や感情が雲として説明されています。
いつもこの青空のような心で過ごせればいいのですが、人生そうはいきません。腹が立ったり、悲しかったり、悔しかったり……。もう二度と晴れることはないかもしれないと思えるような厚い雲がかかることもあります。
でもその雲の向こうに、必ずこうした青空があることを知ることは大切です。以前のブログでも書いたことがありますが、私はそれを心のホームポジションと呼んでいます。
パソコンのキーボードでブラインドタッチを練習したことがある方なら、このホームポジションの意味はわかりますね? 入力を開始する前に、置くべき指の位置が決められた場所です。Jの位置には右の人差し指が、Fの位置には左の人差し指が置かれます。普通のキーボードなら、そこにポチッと目印の突起があるはずです。ブラインドタッチで文字を入力しながら、常にこの位置に戻ることでミスタッチを失くすことができますね。
心に関しても、こうしたホームポジションのような場所があります。言葉で説明しにくいのですが、必ず誰にも存在しています。秋晴れの青空を探すように、日常の生活で心のホームポジションを見つけるよう意識することが必要です。
ちょっとした悩みごとや心配ごと、あるいはイライラすることがあるときにトライしてみてくだい。深呼吸してハートが中心に落ち着くイメージを持ちます。そうして意識が動くイメージをしていますと、ストンと落ち着く場所を見つけることができます。
それまで悩んでいたようなことが、スッと消えてしまうような心のオアシスです。この心のホームポジションを見つけておくと、様々な場所で応用することができます。緊張するような場面でも有効ですし、自動車の運転をしているときも落ち着いた状態を維持できます。
感情をありのままに感じることは大切です。しかしその感情をすみやかに手放すことも必要です。そうしたとき、心のホームポジションが活用することができます。ホームポジションは心が安住できる場所で、周囲を客観的に見ることができます。
是非皆さんも、自分の心のホームポジションを見つけてくださいね。人によって感覚は違うと思いますが、必ず存在しています。普段の練習が大切ですよ〜
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