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高羽そらさんインタビュー

未来は運命か、自由意志か

天気予報がドンピシャでして、お昼前後からは雨が降り出しました。午後からは、時おり本降りの雨が降っています。

今朝のブログに書いていた通り苦手な散髪に行って、その後いつもの買い物と散歩をして帰ってきました。往復とも徒歩でしたが、小雨がぱらつく程度で自宅に戻れたので快適に歩くことができました。おまけに行きつけの理髪店でちょっとしたお土産をいただいたので、かなりご機嫌で〜〜すexpression/eps_emoji_013.gif

相変わらず一日一冊のペースで読書をしています。まさしく私にとって読書は「飲み物」状態でして、グイグイと飲んでいます。昨日の夕方に一冊読了して、その後読み始めた本を先ほど読了しました。かなり面白かったので、あっという間に読んでしまいました。

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『アガスティアの葉 完全版 未来のゆくえ、それは運命か、それとも自由意志か』青山圭秀 著という本です。

いつ頃か忘れましたが、ずいぶん以前に「アガスティアの葉」ブームがありました。そのブームの火付け役となった著者ですね。「アガスティアの葉」についていくらか知識はありましたが、全く興味が持てませんでした。だから著者の本も知っていましたが、ずっと読んでいませんでした。

でも先日Facebookを通じてこの本を思い出し、興味が湧いてきましたので図書館で予約しました。想像していた内容と違って、かなり楽しく読むことができました。

著者がインドで体験された不思議な出来事を書かれているのですが、個人的には紀行文として、あるいは小説感覚で楽しく読み進めました。ジュリア・ロバーツの主演で映画化された『食べて、祈って、恋をして』という原作本を読んだときの印象と同じ楽しさでしたね。

「アガスティアの葉」というのは、インドの聖者であるアガスティアがヤシの葉に人間の過去生から未来生までを含めた運命を書き記したものだと言われています。それを読みに来る運命にある人には、その時期までも明記されていて、本人だけでなく両親の名前まで記されているとのこと。著者もまさしく同じような驚きの体験をされています。

こういったことはあり得るだろうし、著者が真実を語っていると確信します。

でも率直な感想を言いますと、きっと私の「葉」はそこにはないと思います。なぜなら読みに来る人の予言しか書かれていないとのこと。私は何があっても、絶対読みに行かないですからね〜〜expression/eps_emoji_013.gif

私の未来を含めた運命が書かれているとしても、全く興味がありません。でも私は全ての運命は決まっていると確信しています。では、なぜ興味がないのか?

「ガストンとの対話」でも書いていたように、自由意志を感じられるのは「自我」の世界だけです。私はそれを思い切り体験したいのです。せっかくわざわざ過去生の記憶を忘れて、この世界で人生を過ごしているのです。何が起きるかわからないワクワクを体験しないなんてもったいなくて。

過去生のいくつかは知っていますが、そんなものただの記憶です。ましてや未来を知って危険を避けたりしようなんて、そんなもったいないことできません。著者の行動を見ていると、占星術の言葉や、予言の言葉に翻弄されているように感じました。

「アガスティアの葉」に書かれている過去生の罪を軽減するための儀式。それをそのまますぐに実行されていましたが、私には理解不能です。何かを得るために、何かをしなければならない。そういう論法は、私が最も避けているものです。例えば「悟るために瞑想をしなければならない」と言っている人がいたら、私はすぐにその場を離れます。

自分の過去生の罪を軽減するために慈善活動をするという理屈が理解できません。誰かを助けたいのなら、純粋に行動に移せばいいではないですか。過去を清算するという「善意の恐怖」を動機にした行動に違和感を持ってしまいました。

ところが私の言いたいことを、第12章でサイババが著者に言っていました。サイババの信者の方には不謹慎かもしれませんが、サイババの言葉に「いいね!」をクリックしたい気分で読んでいました。最終章まで読んで、納得の本でしたね。

著者自身もあとがきを通じて、予言の全てが当たらなかったことに触れています。率直にそうした部分を書かれている著者に好感を持ちました。でも予言通りに活動されていることも多くあります。そうした予言は必要な人にとっては意味があるのだと思います。だから、読みに来る人の予言しか見つからないのでしょうね〜expression/eps_coldsweats01.gif

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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