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高羽そらさんインタビュー

あぁ、語らずにいられない

20日の親不知抜歯が目の前に迫ってきて、刑の執行を待つ囚人のような気分です。と書いていますが、その日が近づけば近づくほど落ち着いてくるのが私のパターンです。結局その当日が一番の平常心だったりします。諦めと開き直りは、私の得意分野かもしれませんexpression/eps_coldsweats01.gif

今日は引きこもりですので、冬を感じる空を見ながら自宅で過ごしています。テレビのニュースは衆議院解散の話題一色です。明日には解散するのかな? どうやら騒がしい師走を迎えそうです。でも選挙には必ず行きますよ。

さてニュースと言えば、俳優の高倉健さんが亡くなったとのこと。一報を聞いたときは驚きましたが、80歳を過ぎておられるのでいつ聞いても不思議ではないニュースだったかもしれません。任侠映画の頃の高倉健さんはあまり観ていませんが、その後の映画での姿はいくつも印象に残っています。追悼として『幸福の黄色いハンカチ』等の作品がテレビで放送されるでしょうね。本当に残念に思います。

その高倉健さんが40代くらいの若い頃ならば、主役の一人として演じてほしいと思う役があります。映画化はされていませんが、最近の私がめちゃハマっている小説である月村了衛さんの『機龍警察』シリーズで、警視庁特捜部長である沖津旬一郎という人物です。私のイメージにぴったりなのですよねー

先日のブログでも触れたばかりですが、月村さんの小説にハマっています。昨日の夜も、400ページ近くある作品を最後まで読んでいました。

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『機龍警察』シリーズの三作目のあたる『暗黒市場』という作品です。とにかく面白い。読み出すと止まらなくなります。機甲兵装という肉体に装着するロボットのような近接型兵器を使用する特捜部が活躍する近未来の物語なのですが、その人間模様の描写が素晴らしくて感動します。そして予想のつかないストーリー展開にハラハラドキドキ。その特捜部をまとめる部長役の沖津という人物は、若いころの高倉健さんならぴったりだと感じました。

この作品の最大の面白さは、「龍機兵(ドラグーン)」と名付けられた機甲兵装に乗り込む突入要因の三人の登場人物です。警視庁と特殊な契約で採用された三人でして、ワケありの人物ばかり……。

日本人の姿俊之は世界各国の紛争地帯で傭兵として名を挙げた戦闘のスペシャリスト。私の大好きなキャラです。

ライザ・ラードナーは北アイルランドのIRFに所属していた女性テロリスト。死神として世界的に恐れられている暗殺者です。

ユーリー・オズノフは元ロシアの警察官。しかし陰謀に巻き込まれ、ロシアマフィアの元で犯罪に手を染めた人間です。

この3人に焦点が当てられつつ、その周囲で働く警視庁の特捜部の人たちや、中国やロシアの犯罪組織が見事に描かれています。第一作目は姿警部の人生に焦点が当てられました。そして第二作目はテロリストだったラードナー警部。涙なしでは読めない内容です。

そして今日の写真の第三作目はオズノフ警部の人生が中心となります。この作品を通して読むことで、世界における傭兵の実情、北アイルランド情勢、そしてロシア警察とその背後に存在するロシアマフィアのの世界を詳しく知ることができました。とにかく全てにおいて内容が濃い。

読めば読むほど、この三人を含む登場人物たちが好きになっていきます。主な登場人物全てが主人公と言っていいくらいの小説です。この作品について語りだしたら、どれだけブログを書いても終わりそうにありませんexpression/eps_coldsweats01.gif

当然ながら最新作の第四作目である『未亡旅団』を図書館で予約しました。ついでに月村さんの他の作日も全て予約済みです。早く読みたい〜〜!

羽座間健児さんとのコラボ企画『マルチエンディングの小説トレイン』は連載開始しています。こちらからどうぞ。

『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。

『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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