直感を信じる、私の原点
今日は寒い!久しぶりに風の冷たさを実感した散歩でした。
今朝の神戸の写真です。夜半過ぎまでは台風のような季節風が浮き荒れていました。朝になるとこの写真のように穏やかでしたが、寒さは半端じゃありません。お昼過ぎには一時的に吹雪になっていましたからね。
それはそうと、錦織選手の準々決勝は残念でしたね。でもベスト8はたいしたものです。今日も放送が中継されているのは知っていましたが、あえて見ませんでした。時々ですが、そうしたスポーツの試合の結果が「観えて」しまうことがあるのです。そうなると生中継であっても純粋にハラハラドキドキできません。セットスコアまで予想通りだった試合の結果は、ネットのニュースで知りました。
その試合の時間帯、録画しておいたとても懐かしい映画を観ました。気に入った映画は複数回観るのですが、おそらくその映画の視聴回数は私のトップ3に入るのは間違いない作品です。最低でも20回以上は観ているはずです。
1989年に公開された『Field of Dreams』という映画です。
まだ少し風邪の咳がのこっている状態なのですが、なにゆえか今日は鼻炎も併発しています。時々何かの人工物に反応してしまうのです。そんな鼻づまり気味の状態でこの映画を観たら大変です。だってそこに大量の涙が加わりますから、もう鼻はグジュグジュ……
久しぶりに気持ちのいい涙を流すことができました。ある意味デトックスかな? 古い映画ですが、観たことのある方がほとんどでしょう。この映画は私にとって、直感を信じるということの原点となった映画だと言っていいものです。
アイオワの田舎に住む主人公のレイは、家業のトウモロコシ畑で突然「声」を聞きます。
“If you build it, he will come.” = 「それを造れば、彼が来る」という声です。
神秘的で素敵なセリフですね。そしてそれに続くヴィジョンを観たレイが、トウモロコシ畑の一部を潰して野球場を造ってしまいます。街の誰もが、そして親類縁者までその行動をバカにしますが、妻のアニーと娘だけはレイを信じます。やがてこの家族だけに見える野球選手たちが姿を見せます。
映画はそこから一気に展開が進みます。新しい言葉を受け取ったレイが、直感に従って無謀とも思える行動を実行します。借金で農場を失う寸前であるにも関わらずです。でも最後には、それらの「声」の意味が解かれて、物語がひとつに繋がります。
結局その「声」は、レイ自身の心の「声」だったのですよね。ファンタジー映画ですが、私は20代のときこの映画を劇場で観て、直感に従って生きることの大切さが語られていることを「直感」しました。そしてその「直感」を、今も大切にしています。
それにしてもラストシーンは何度観ても号泣してしまいます。心が震えます。生と死の空間が入り混じる映画ですが、そこにおどろおどろしいものはありません。果たせなかった「夢」を実現しようとする魂たちと、その姿を見て「今」を悔いなく生きようとする主人公たちが描かれています。
もし、もし、もし、まだ一度もこの映画を観たことがないという方がおられたなら、騙されたと思って一度観てください。本当に素晴らしい映画です。そしてこの映画を観れば、あなたの心の「声」が聞こえるかもしれませんよ!
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