全てが必然だと実感した出来事
2月になってすっかり冬らしい天気が続いています。今朝もゴミを出しに行く時、駐車場にはうっすらと雪が積もっていました。こんな寒い日、野良猫たちはどこで過ごしているのでしょうね。心配してもキリがありませんが……。
見た目はそっくりですが、この写真はミューナではありません。昨日の散歩中にバッタリ出会った黒猫です。なんとなく汚れていましたから、野良猫かもしれません。どこか暖かい場所で過ごしてくれていたらいいなぁと願っています。
さて先日のことです。ある出来事で世の中には偶然がない、つまり全てが必然だと実感したことがありました。『ゼロの物語』を現在英語に翻訳していただいています。デューランゆかりさんという沖縄在住の方が翻訳者なのですが、質問等があるときはメッセージをいただいてやり取りをしています。
『ゼロの物語』で惑星エリュシオンの地底世界に住むラ・ルーの一族の長老にジジャーニという名の長老がいます。この名前は本名でなく長老の通称でして、後継者が決まれば同じ名前で呼ばれることになります。私は執筆をしているとき、グルやマスターという意味合いを持つこの通称を探していました。
ちょうどたまたま図書館で借りていた本がありその本を読んでいると、(真我を実現した人)という意味のジジャーニという言葉が出てきました。インドの聖者の対話集ですので、語源はインドの言葉だと思います。音の響きが気に入ったのでその言葉を使わせてもらいました。
翻訳がそのジジャーニの登場場面になったようで、デューランさんがそのジジャーニのスペルを尋ねてこられたのです。その本は手元にありませんし、あったとしても日本語ですからどうしようもありません。ネットで検索して探したのですが、どうして英語のスペルが見つかりませんでした。
仕方ないのでその名前をつけた由来を説明して、適切なスペルを考えていただくことにしたのです。ところがその返事を読んでビックリ!
私が執筆中にたまたま手にしてたその本の英語版が、デューランさんの自宅にあるとのことなのです!ご主人がアメリカ人の方なのですが、そのご主人の蔵書にその本があったのです。大抵のことに驚きませんが、さすがに鳥肌が立ちました。あぁ、やっぱり私がその本を手にしたことは偶然ではなく、またデューランさんが翻訳をしていただくことになったの偶然でないことを確信しました。
ということで無事に英語のスペルが見つかりました。『ゼロの物語』を読んでいただいた方はご存知だと思いますが、主人公のひとりであるゼロの職業は医師です。そしてデューランさんの職業は医師なのです。これを単なる偶然だと思うことはできません。実際翻訳に際して、私の知識不足で曖昧になっている医学的な記述の部分を、医師としての立場で適切な表現に修正していただいています。
ひとつひとつの出来事は小さな点であっても、実はそれらが見えない部分で繋がっているのだと思います。その時はわからなくても、実はそれが大きなひとつの面を構成している点だということがわかります。やっぱり全ては必然なのです。はっきり宣言できます。
少し長くなりますが、今日読了した本も紹介させてください。
『30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由』杉本宏之 著という本です。
全く説明のいらないタイトルですね!とても元気の出る本です。少々の失敗なんか大丈夫だと思わせてもらえます。諦めずにやることの大切さを、著者の体験を通じて学ぶことができます。くどくど内容を説明するよりも、手にして読んでいただくのが一番ですね。いい本ですよ。
この本の最後の章を読んで、今日のブログの内容とシンクロしているのに驚きました。
〜第6章 感謝より抜粋〜
最後に、400億円もの負債を背負った私が、もう一度起業を決意した理由について書いておきたい。人生はどこで何があるかわからない。どこで点と点が結びつき、線になり、面になるかもわからない。でもさまざまな体験が面になった時、「そうか、あの時の苦労はこの日のためにあったのか」と気づくことができた。
〜以上最終章より抜粋〜
ねぇ、今日私がこの本を読んだのは偶然でないでしょう? 全ては繋がっているのですね。
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