待ちに待った朗報
今日はバレンタインデーですね。気持ちのいい青空が広がっていますので、行楽地はカップルたちで賑わっているのかな。私は3時のオヤツに、昨日妻からもらったチョコレートを食べました。神戸の有名な洋菓子店のチョコでしたので、めちゃ美味しかったです!
さて最近の夕方のブログは、私の読書録のようになってきました。
本日読了した、『風の中のマリア』百田尚樹 著という本です。
百田さんの全作品を読破しようと思っていますので、次々と図書館で予約しています。さて、この本のタイトルを見て、どのような主人公を想像しますか?
私の第一印象は、金髪碧眼の女性の物語です。本の表紙を見ていると、ファンタジーの匂いもしますね。ところがこのマリア……。
何とスズメバチなのです!
学名を「ヴェスパ・マンダリニア」と言うアジアに生息する最大のスズメバチで、オオスズメバチと呼ばれています。女王は5センチほどあり、ワーカーと呼ばれる働き蜂でも4センチ近くあります。固い甲虫類の甲殻を噛み砕くことのできる顎を持ち、太い針から噴出される毒液は大型の哺乳類を殺傷する能力を持っています。とても凶暴なスズメバチで、秋には集団で他のスズメバチの巣に襲いかかり全滅させてしまいます。
ところが不思議なことにこの小説を読み始めると、マリアという魅力的な主人公に感情移入してしまいます。1年というオオスズメバチの巣の盛衰を描いた物語ですが、ラストでは涙ぐんでいる自分がいました。そして同時にオオスズメバチの生態を完璧に理解しているのに驚きました。
同じジャンルを絶対に書かないという百田さんの真骨頂を見せた小説だと思います。百田さんのことをライトノベル作家だと揶揄している人たちがいますが、私は素晴らしい作家だと思います。これだけの作品を書けるものなから書いてみろよ、とそういう人たちに言いたくなりますね!
さて、ブログのタイトルの話題です。ついにKindleの電子書籍がPCで読めるようになりました〜〜!
私が『ゼロの物語』の第1部をKindleから出版した2013年の7月では、Kindleはスマホかタブレットでしか読めませんでした。アメリカのAmazonではPC用のソフトが配布されていましたが、日本は全く対応される予定がない状態でした。
WindowsPCに関しては、WindowsをAndroidとして認識させるソフトをインストールすることでKindleを読むことができました。でもかなり複雑な処理が必要で、PCに詳しくない方には敷居が高かったのです。まだスマホも今ほど普及していない時代でしたから、読みたくても読めないという声をいただいていました。
ここ数年でスマホが普及したせいで、日本のAmazonもPCでの解禁を決断したのでしょう。大きな目で見たら、Kindleの電子書籍が売れるほうがいいですからね。最近の話題の新刊は、紙の本と同時にKindleでの電子書籍も販売されるようになってきました。
昨日ついにMac対応版が配布されたので、早速インストールしてみました。やっぱり大きな画面ですと読みやすいです。電子書籍の魅力は持ち歩けることですから、スマホやタブレットで読むほうが効果的かもしれません。しかしPCでの選択肢も増えることで、より多くの読書機会を増やすきっかけになると思っています。紙の本はやはり魅力的ですが、少しずつ電子書籍のシェアも増えていくでしょう。
ということでスマホの小さい文字を読むのに苦労されていた方。ガラケーを大切に使われているのでまだKindleを読んだことのない方。そしてお知り合いの方にそういう方がおられる方。この機会に電子書籍をぜひ体験してください。PCなら読みやすいですよ。
そしてそのコンテンツとして、『ゼロの物語』をダウンロードしていただけたら嬉しいです。何が言いたいかといいますと、宣伝で〜〜〜す!
そのアプリをゲットできるサイトを紹介しておきます。
Windowsの方はこちらです。
Macの方はこちらです。
よろしくお願いしま〜〜す
『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。
『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。