明晰夢で見た平和の祭典
昨日の雨のあと、また冬が戻ってきたようです。季節風が強く吹いて、風も冷たさが復活してきました。
それでも家を出た時は、こんな青空が広がっていました。山の頂上に見えるのは、摩耶山の掬星台(きくせいだい)という展望台です。神戸の百万ドルの夜景が見ることのできる場所ですよ。寒いながらも春は確実に近づいています。
散歩途中の公園では菜の花が満開でした。
水仙もあちらこちらで美しい姿を見せてくれいますね。そして年末の挨拶をして以来会っていなかった親友と再会。
仲良しニャンコのノブニャンです。ところが大変な事実が……。しっかりとした顔つきだったので男の子だと思っていたノブニャン。今日じっくり観察すると女の子だったことが判明しました。ありゃりゃ。こりゃ失礼しました。名前をノブヨちゃんにでも変更しなくちゃいけませんね〜
確実に春は近づいているのですが、冬型なので午後からは雨が時折降っています。先ほどは雪が降っていました。でも来週からは3月です。スーパーには沢山のイチゴが並んでいます。柑橘類も美味しいですね。春が楽しみです。
さて、今朝見た明晰夢の紹介です。少し変わった明晰夢でしたので、ブログに残しておこうと思いました。
場所は青空が広がるヨーロッパの街並みでした。大勢の人が集まっていて、まさに人種の坩堝という印象です。完全に夢だと気付いていますが、流れに任せてその世界を探索することにしました。みんな浮かれたようにある場所に向かっています。
人々が向かっている場所は巨大な円形劇場でした。その中央が舞台になっていて、直径は50メートルほどあります。その舞台に斜めから突き刺すように、長さが30メートルほどの滑り台が4本設置されています。大勢の観客で劇場は埋め尽くされていました。
観客席の後方でボンヤリ舞台を眺めていますと、美しいヨーロッパの民族衣装を着けた男女の集団が現れました。全部で100人くらいはいたと思います。その集団が舞台に向かって、一斉に滑り台を滑っていきました。舞台に到着すると同時に音楽が流れます。国別対抗のダンス大会でした。
その見事なダンスに圧倒されました。誰一人乱れることなく動きがピタッと重なり、素晴らしいアクロバティックなダンスが披露されています。その迫力と芸術性の高さに感動しました。あまりの感動に涙が溢れてきて、終了と同時に観客と一緒に立ち上がって拍手をしていました。近くにいた人がウクライナのチームだと教えてくれました。
その後いくつかのチームのダンスを鑑賞しました。もう素晴らしいの一言しか出てきません。その時、隣にいた年配の白人の男性が声をかけてきました。
「どうして日本人は出場しないのかね? 平和を望む気持ちが希薄なのかな?」と言われました。私は意味がわからずポカンとしていました。
気になって出場チームを確認すると、高い評価を受けているチームは紛争国が中心でした。イラクやシリア等の名前もありました。その時私はこの大会の意味を理解しました。ダンスを通じて平和を祈るための祭典だったのです。心の底から平和を望む強い思いが、そのエネルギッシュなダンスで表現されていたのです。そして優勝したのはウクライナのチームでした。
私はその男性に返事をすることができませんでした。もしかしたら平和に慣れた日本人は、心の底から平和を望む気持ちを失いつつあるのではないかと思ったからです。平和ボケしているのかと考えてしまいました。70年前に終戦を迎えた日本人は、今では他国での紛争を対岸の火事のようにしか見ていないのではないか。そんな思いが私の心を捉えていました。
この地球は確実にグローバル化しています。国という世界に捉われてきた私たちが、地球人であることを自覚する時代が近づいているように思います。ネットで検索すると、悲しいウクライナのニュースを見ることができます。私は今朝の彼らのダンスの素晴らしさと、この現実の悲しさのギャップに心が痛みました。いろいろなことを考えさせられた、今朝の明晰夢でした。
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