世界一の幼稚園児
うぅ、やっぱり天気予報通りです。午前中はまだ曇りでしたが、午後になるとしっかり雨が降ってきました。このあと4〜5日は雨が続きそうですから、今年の神戸の桜は昨日が見納めになるかもしれません。
でも明日の午前中は、運が良ければ若干の晴れ間が出る可能性もあるとのこと。それならば少し早起きして、買い物前に桜を見に行けるかもしれません。
ということで晴天を願って気合を入れた写真のアップです! 昨日の須磨浦公園で咲いていたツツジですが、気合の入った咲き方でしょう?
こんな天気なので自宅に引きこもりですが、先週の金曜日に録画した番組をようやく見ることができました。
関西ローカルの番組で『探偵!ナイトスクープ』というものがあります。視聴者から依頼があったことを、関西の芸人さんが探偵としてどんなことでも引き受けるという番組です。1988年に始まった番組ですが、最近では全国でも放送しているのかな?
スタートした頃は毎週欠かさず見ていた番組です。めちゃめちゃ面白くて、とても勉強になります。例えば親しみを込めて相手に注意する場合、関西では「アホ」と言いますが、関東では「バカ」と言います。その境界線を調べるという依頼がありました。
面白いことに、ちょうど関ヶ原あたりだったのです。天下分け目の合戦があった場所ですが、文化的にも境界線だったのかもしれませんね。この番組の構成作家としてスタート時から現在まで活躍されているのが、作家の百田尚樹さんです。元々、こちらが百田さんの本職ですけれどね。その百田さんがTwitterで、先週金曜日の放送は感動巨編だと書かれていました。
よしそれでは久しぶりに見ようと思い録画しました。たいしたことないだろうと思いつつ見たのですが、感動して涙がポロポロと止まりませんでした。
依頼の内容は、5歳の男の子が大阪の阿倍野から伊勢の祖父の家まで自転車で行きたいとのこと。それまで最高30Kmの距離を走ったことがあるそうですが、たった5歳なのに自分の限界を超えたいそうです。ところが距離は162Km!
漫才師の麒麟の田村さんが探偵として同行することになりました。二人の自転車での旅が始まりました。当然ながら自転車整備の専門家と医師が同行しています。とても無理だと思いましたが、この5歳の子供の頑張りはハンパじゃありません。1日目で85Kmを走破したのです。
大阪から奈良を越えて三重県の伊勢までは、いくつもの峠が待ち構えています。大人でも降参するような上り坂を、歩いて自転車を押していきます。
「もうあかん、限界や」と言いながらも、決して諦めません。そして2日目の夜には見事ゴールしたのです。駆けつけた両親は感動して号泣していますが、本人はドヤ顔。でも私は親の立場で見てしまいますから、一緒に号泣してしまいました。
司会者の西田敏行さんと、顧問役の桂ざこばさんも号泣。「俺、明日からもっと頑張るわ〜!」とざごばさんは叫んでおられました。私も同じ気持ちでした。麒麟の田村さんが「世界一の幼稚園児」と言っておられましたが、本当にそうです。いいものを見せてもらいました。私も頑張るぞ〜〜!
さて、告知通り明日の午後には以前に書いていたgooのブログを閉鎖します。今まで読んでいただいた皆さん、本当にありがとうございました。そのブログで始めた「体外離脱講座」が出版社の方の目に止まり、本にしないかと連絡をいただいた思い出深いブログです。
でも更新する予定のないものを放置するのは、私の性格に合いません。「今、ここ」に集中して前に進むためにも、現在のブログ1本に絞って集中していこうと思っています。このブログはまだまだ続きますので、今後ともよろしくお願いしま〜す!
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