高羽そらさんインタビュー

関西人の会話に「オチ」は必須

朝から見事な青空が広がって、ブログを書き始めたこの時間でも雲ひとつありません。外を歩いていても汗ばむくらいの陽気で、風が気持ちよくて楽しく散歩できました。

六甲ケーブル下駅に向かう市バスは満員。六甲山の頂上近くなら、まだ桜が残っているかもしれませんね。

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私の自宅近くにある楠の大木です。樹齢何年くらいなのかわかりませんが、相当の古木だと思います。若葉が輝いていますね。私は常緑樹の楠が大好きです。この時期古い葉を一斉に落とし、同時に若々しい新葉を見せてくれます。命の連環を感じさせてくれる、素晴らしい植物ですね。

春らしい陽気の素敵な土曜日になりました。土曜日と言えば、吉本新喜劇です!

???と思われる方も多いでしょうが、関西では私が子供の頃から土曜日の午後に吉本新喜劇が中継されていました。そして小学生から高校生まで、吉本新喜劇の話題で盛り上がるという関西独特の雰囲気があります。私が子供の頃は、岡八郎というコメディアンが大好きでした。

もちろん漫才も人気があって、私が高校生の頃の漫才ブームの時は、B&Bや紳助竜介が一気に東京へ進出しました。そんな関西の風土のせいか、一般の子供にもお笑いの要素は浸透しています。関西人にはボケとツッコミが普通に存在すると言われているのは事実です!

友人が何人か集まると、自然とボケ役とツッコミ役が決まってきます。とても自然な流れです。そんな関西人たちが最も避けていること……。

それは「オチ」の無い会話です。

それがたとえ怪談であっても、エッチな話題であっても、「オチ」がないとガッカリされます。どんな話であっても「オチ」をつけること。他府県の方には想像しにくいかもしれませんが、関西人のDNAにはくっきりと刻みつけられている特質なのです。

そんな「オチ」話の短編小説を集めた本を、先ほど読了しました。

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『幸福な生活』百田尚樹 著という本です。

百田さんと言えば、関西人を代表する作家です。そんな百田さんの18編の短編を集めた単行本です。『幸福な生活』というタイトルは、一番最後に掲載された小説のタイトルから取られています。しかし、ある意味他の17編を象徴するタイトルにもなっています。

とにかくこの短編集のポイントは「オチ」です。それぞれはあっという間に読める短い小説ですが、必ず最後に「オチ」がつきます。さすが関西人!

そしてその「オチ」はかなり怖い……。この怖さはいろいろな意味で怖いのです。

人間が抱えている暗闇だったり、裏切りだったり、妄想だったり、執念だったりします。過去に過ぎ去った犯罪が暴露されたり、予想できない真実が公開されたり、幽霊や宇宙人までも普通に登場します。必ず最後に「  」の会話文で締めくくられた「オチ」がつけられます。一例を紹介しましょう。

「仕方ないから、いっしょに埋めちゃったのよ」

「連続婦女暴行殺人犯です」

「見たな」

こういう一言で締めくくられる小説です。ブラックユーモア的なのですが、マジで怖いです。でも笑ってしまう。

人間はそれぞれに「幸福」の定義があって、それを目指して生き、ある種の自己満足を得ようとします。妥協や後悔を含みつつも、自分なりの『幸福な生活』を信じて生きています。ところがそんなもの単なる思い込みに過ぎないよ〜、と恐ろしい現実を突きつけられる逆説的なタイトルなのです。

百田さんの長編ばかり読んできましたが、こうした短編の素晴らしさにも脱帽。よくこれだけアイデアが湧いてくると感心します。私たちの想像以上の努力をされているのでしょうが、それを支えているのは強い好奇心だと思っています。どんなことにも感心を示して、自分の考えを持つ。そうした積み重ねが、百田さんの頭の引き出しにアイデアの宝庫を作っているのだと思います。

感動する物語とは一味違いますが、クスッと笑ってみたい方や、「オチ」の面白さを知りたい方にはオススメの作品ですよ〜!

『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。

『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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