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高羽そらさんインタビュー

こんな父親、俺も欲しい

いや〜暑い。ちょっと急な予定が入ったので外出したのですが、少し歩くだけで汗がジットリです。

 

しばらくはこの暑さが続くとのことで、気分はすっかり夏ですね。

 

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昨日の散歩中に撮影した花ですが、これだけ暑いとヒマワリに見えてきます。

 

昼過ぎまで外出していましたので、今日はまだ物語の推敲ができていません。ちょっと眠る前までに気合を入れるつもりです。

 

ところで埼玉で大きな地震がありました。関東方面の方は驚かれたでしょうね。地震が発生する1時間ほど前に、関東の方と電話で話していました。電話のあと、きっと驚かれたと思います。

 

地震のような災害の時、スーパーマンのように助けてくれる存在がいたらいいですよね。ましてや、それが父親なら言うことありません。そんな小説を昨晩に読了しました。

 

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『オー!ファーザー』伊坂幸太郎 著という本です。

 

以前にも書きましたが、伊坂さんのような文章は私には書けません。でも憧れます。とにかく面白い。何気ない一言に、プッと吹き出してしまいます。

この物語もそうしたフレーズで溢れていまして、大笑いしながら最後まで読みました。

 

主人公は由紀夫という名の高校生。彼に家族構成を訊ねると、

 

「父と母と私の、6人家族です」と答えます。

 

計算が合いませんよね。普通なら3人です、と答えるはずです。そう、由紀夫には4人の父親がいます。

 

由紀夫の母が妊娠した時、母は四つ股をかけていました。つまり誰が本当の父親なのかわからない状態でした。ところがDNA鑑定をしようという声は誰からもあがりません。それどころか5人で結婚式を挙げた両親は、そのまま一緒に暮らすことになったのです。

 

悟、鷹、勲、葵、という4人の父親。大学教師、博打打ち、中学教師、バーを経営する女たらし。この父親たちのキャラが最高に楽しい物語です。

 

父親の影響を受けた由紀夫は、勉強、スポーツ、喧嘩等、何をやらしても一流。おまけに女性にモテるのも父親ゆずりです。4人の父親のいい部分を、しっかり受け継いています。その5人のやり取りを読むだけで、楽しくて時間を忘れてしまいます。

 

物語のラスト近くで、由紀夫は知事の命を狙う暗殺者たちに拉致されます。4人の父親が息子を助けるために決めたのが、クイズ番組の出演です。なんでや〜!普通では考えられない方法ですよね〜!

 

そして由紀夫を救出するシーンで、4人のカッコよさに惚れ惚れしました。まさしくスーパーマンたちです。伊坂さんの代表作である『ゴールデンスランバー』という小説とその映画に感動したばかりですが、この作品も映画化されているとのこと。ぜひ、見たいと思います。

 

伊坂さんの物語に、すっかり魅了されています。面白い人やなぁと、いい意味で尊敬しています。とりあえず、全作品を読破しようと思っています。

 

『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。

 

『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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