人生の編集者
何でしょうね、この暑さ。京都は軽く30度を超えているようで、神戸もおそらく真夏日だと思います。
まだ5月だということを忘れてしまうほどですね。熱中症に注意しなくてはいけない季節がやってきました。無駄なエネルギーを消費したくないのでエアコンなし生活をして10年近くなりますが、将来年齢を重ねてきたらエアコンの設置を考えなくてはいけないかもしれませんね。
インドでは熱波で1,000人以上が亡くなっているとのこと。地球の気象がどこかおかしくなっているのは事実です。
さて、今朝は久しぶりに朝のブログを書きました。そして今日から、以前書いた原稿の下巻部分の推敲に入っています。図書館で借りてきた本が、以前借りたのと同じだったことに昨晩気づきました。ですから今日も推敲に集中しなさい、ということかもしれませんね〜
『ゼロの物語』を書いた時もそうでしたが、文章を書くという行為には自己編集する気持ちが欠かせません。書き手であると同時に、編集者としての視点も養う必要があると思います。文章力を養うということは、その両方を磨いていくことだと思っています。だから文章を校正することは、私にとってかけがえのない貴重な時間です。
もちろんプロの編集者ではありませんから、技術や経験の無さは仕方ありません。でも1日1冊のつもりで読書をしているのは、そうしたいろいろな作品のパターンを勉強するためでもあります。そうして学びながら自分の文章を校正するということは、文章の勉強になるばかりでなく、自分を見つめることにも繋がると感じています。
今日も過去の原稿を見ながら、つくづく感じました。まぁ、無駄の多いこと。分かりにく説明がくどくどあったり、同じことの繰り返しが書いてあったりします。それらを削り取っていくことで、本当に言いたいこと、あるいは自分がそれまで気づかなかった視点が見つかることもあります。
私はどんなことでも人生に当てはめて考えてみます。自分の書く文章は、自分の人生を象徴しているように思うのです。
シンプルなことを複雑に考えていたり、同じことを何度も考えていたりします。まぁ、無駄の多いこと。文章と同じですね〜
そうした人生の編集能力は、人間にとってとても大切なことだと思います。いろいろな人の生き方を知り学ぶことで、自分の人生の編集能力を高めていけると思います。そして無駄な部分を削り落とすことで、本当に言いたいこと、自分が今まで気づかなかったことが見えてきます。これまた文章と同じですね。
私たちは自分の人生の執筆者であると同時に、編集者でもあります。自分の人生のストーリーを決めるのは自分自身ですし、それを編集して分かりやすく効率的にするのも自分です。自分の人生の物語をどれだけ魅力的でワクワクするものにできるかは、自分次第なのですね。
そういう意味で、私は文章を書きながらそれを校正することで多くを学んでいます。そしてそれはとても楽しい行為です。自分が人生の編集者であることを忘れずに、日々を全力で過ごし、自分を見つめていきたいと思っています。
『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。
『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。