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高羽そらさんインタビュー

本当の思いやり

九州南部は梅雨入りしたようですね。神戸も朝から曇り空で、いよいよ梅雨入り間近な雰囲気です。でも家にいると冷んやりした風が入ってくるので、まだまだ過ごしやすい気候です。

 

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昨日撮影した写真です。見事な深い赤色ですね。ちょっと晴れが続いているので、雨を待っているかもしれません。

 

今日は引きこもりの日なのですが、図書館が蔵書点検で一週間休館になりますので、午後から本を借りに行ってきました。手元に本がないと禁断症状が起きますからねexpression/eps_coldsweats01.gif

 

私一人ですから、iPhoneで音楽を聞きっぱなしで往復してきました。今日のお供はデフ・レパードです。ヘヴィメタですがポップなメロディで軽快なロックを聞かせてくれます。8ビートは歩くのにちょうどいいですね。暑かったですが、気持ち良く往復できました。

 

そういえば昨日、ウドー音楽事務所からメールが届いていました。今年の秋デフ・レパードが来日するとのこと。息の長いバンドですね。彼らのライブ演奏を聴いたことはないのですが、久しぶりに生のロックを聴いてみたくなりました。どうしようかなぁ。

 

さて、最近よく思うことがあります。こんな状況を想像してみてください。

 

・今日は定時で帰って映画に行くつもりだったけれど、上司から突然残業を依頼された。

 

・遅刻しそうでバスに飛び乗ろうとした時、年配の女性に道を尋ねられた。

 

・休日の午前中にゴロゴロしていようと思ったけれど、妻に窓ガラスを拭くように頼まれた。

 

何か自分のしたいことがあるのに、そうはいかないことってありますよね。どの場合も自分のやりたいことを後回しにして、言われたことをやったとします。

その時、あなたはどんな気分でそれをやりますか?

 

自分も頼んだ相手も嫌な思いをするのは、ふてくされた態度でそれをやる場合ですね。上司に嫌な顔を見せながら残業したり、迷惑そうに道を教えたり、ため息をつきながらガラス戸を拭いたり。「自分」はやりたいことがあったのに、何でこうなるんだ、と不満を感じつつやった経験が誰にもあると思います。

 

もう一歩相手のことを思うなら、心のなかは先ほどと同じでも、顔は笑顔を装ってすることもできます。あるいは、笑顔で依頼されたことをやりながらも、俺はこれだけのことをやってやったんだぞ、という気持ちを持って、無意識に相手に対して恩着せがましい態度を取るかもしれません。

 

人間の心は敏感で、そうしてイヤイヤやっている気持ちを受け取ります。顔は笑顔でも、嫌な気持ちでやっていたり、恩を感じさせるような態度は伝わってしまいます。結局、やっている本人も頼んだ人も楽しい気分ではありません。貴重な時間を不快な思いをするために使うのはもったいないですよね。

 

最近私が意識しているのは、こうした場合にどうすれば当事者の全てが気持ち良くなれるかです。やらなくてはいけないことって、いくらでもあります。でもどうせやるならば、関わっている人たちが気持ち良くなれるほうがいいと思うのです。

 

その鍵を握るのは、やはり「自分」という意識だと思います。

 

誰かに何かを依頼された時、「自分」をどこかに置いてそれをやると、その行為についての価値判断が消失します。何で俺ばかり残業するとか、時間がないのに迷惑だと感じるのは、そこに「自分」が存在しているからです。

 

やろうと決めたならば、そのやることに集中するほうが時間を有効に使えます。「自分」がやらされているという感覚が無くなると、やっていることに集中できます。やりきったという達成感が得られます。そして意外にも、楽しく感じたりします。

 

「自分」が誰かに何かをさせられる、という感覚を手放すだけで、気持ち良く過ごすことができるのです。「自分」を失くすことで「自分」が心地よくなるというのは、逆説的で興味深いですね。

 

さらにその「自分」を消した行為は、依頼した相手にも気持ち良さを与えてくれます。頼んだ相手だって、申し訳ないと思っているはずです。それが嫌そうな顔をされたり、恩着せがましくされたら辛いです。

 

でも依頼した相手が負担に感じることなく楽しそうにしていると、その気持ちは必ず伝わります。依頼した人も心に負担を感じることが少なくなり、何となく気持ち良く過ごせるはずです。

 

もしかしたら本当の思いやりとは、「自分」を脇に置いて無私の思いで行動することなのかもしれませんね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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