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高羽そらさんインタビュー

うん、さすがスパイク・リー!

神戸は夜中から明け方にかけてかなりの雨が降ったようです。でも起きた頃には雨もあがり、このブログを書いている夕方には西日がまぶしく輝いています。湿度が高くて、少し蒸し暑い1日でした。

 

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昨日の買い物中に出会った花です。明日も青空が広がりそうですね。

 

今日も時間に追われた生活をしています。午前中にブログの連載小説を書いて、それからランチと仕事。そしてなかなか観ることができなかった録画の映画をようやく1本観ることができました。2時間の隙間を見つけるのに苦労しています。

 

読書と同時に映画を観ることは、私にとって大切な勉強です。いろいろなストーリーのパターンを仕入れるチャンスですからね。なかなかゆっくりとレンタルショップに行けませんので、BSで放送されている面白そうな映画をチョイスして勉強しています。そういう意味では、今日の映画はとても勉強になりました。

 

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『インサイド・マン』という、2006年のアメリカ映画です。スパイク・リーが監督した作品ですが、見逃していた映画です。

 

主演はデンゼル・ワシントンです。他の出演者としては、ジョディ・フォスター、ウィレム・デフォー、クライブ・オーウェン、クリストファー・プラマーという名優ぞろいの作品です。

 

これはなかなかの名作だと思います。さすが、スパイク・リーという映画になっています。公開当時の反響はどうだったのか知りませんが、おそらく賛否両論が出たと思います。なぜなら映画を観ている人の解釈を、自由に受け入れる余地を持って作られているからです。背景となる部分の細かい説明がありません。想像力を求められます。だからボンヤリ観ていると、訳がわからない、という感想になってしまう映画だと思います。

 

私も半分観た段階で一度コーヒータイムにして、気合を入れ直して観たほどです。4人の犯人がウォール街の銀行に強盗をしかけます。人質は約50人。デンゼルワシントンは交渉を任された刑事です。よくあるストーリーですから、これだけではなぜ難解なのかわかりませんよね。

 

完全武装して強盗に入ったにも関わらず、犯人たちが発砲するシーンは最後までありません。そして誰も死にません。当然ながら警官との銃の撃ち合いもありません。人質の一人が殺されるシーンがありますが、それものちに偽装だとわかります。なぜなら犯人の銃は全てモデルガンだったからです。

 

人質全員が犯人と同じツナギを着せられてマスクをしています。だから警察はうかつに突入することができません。犯人が特定できないからですね。そして犯人はお金が目当てだと言いながらも、現金にはいっさい手をつけません。目的はNo.392という貸金庫だけでした。

 

その貸金庫は、その銀行のオーナーのものです。そしてその中のものは、オーナーにとって世間に知られては困るものです。そこでオーナーから依頼を受けた、ジョディ・フォスター扮する有能な弁護士が事件現場に乗り込み、犯人の手から盗まれたものを奪い返そうと画策します。

 

古い映画なのでネタバレになってもいいでしょうが、このあたりで止めておきます。もし観ようと思う方があったらつまらないですからね。『インサイド・マン』というタイトル通り、銀行に内通者がいます。と同時に、人間の心の奥深くに存在する『悪意』のようなものを、映画のタイトルが意味しているような気がします。深読みし過ぎているかなぁ〜expression/eps_coldsweats01.gif

 

第二次世界大戦でナチが行ったユダヤ人弾圧に関することを絡めながら、現在でも残る人種差別等の偏見を監督は表現したかったのではと思います。ストーリーの面白さを追いかけながらも、セリフやエピソードのひとつひとつに、そうしたことを感じました。本だけでなく、もっと映画も観ていきたいと思っています。

 

『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。

 

『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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