パラレルワールドの教科書
雨が降ったりやんだりの一日です。気温はかなり低めですね。
交通事故で入院している甥っ子は、外出許可を取ってある場所に出かけています。雨が降って少し気の毒ですが、妹が投稿したFacebookの楽しそうな写真を見てほっとしました。いい気分転換になるでしょう。
昨日の外出の時に見つけた花です。植物にとってはいい雨かもしれませんね。
昨年書いた原稿の大まかな推敲が終了したので、今日からは校正を中心にした再チェックを始めています。推敲というのはエンドレスですが、時間の許す限りベストを尽くしたいと思っています。神経を使いつつも、楽しい作業です。
さて、先日BSで懐かしい映画を放送していましたので、録画して先ほど久しぶりに観ました。いい映画は何度観てもいいですね。
以前のブログでも紹介したことがある、『ミッション:8ミニッツ』という2011年のアメリカ映画です。
監督は、大ファンのダンカン・ジョーンズ。有名なミュージシャンであるデヴィッド・ボウイの息子さんです。この映画を含めた過去の2作品はもちろん観ています。来年には新作が公開されるそうですので、とても楽しみにしています。
この映画は、パラレルワールドの教科書と断言してもいい作品です。パラレルワールドって何?、と思われる方は、ぜひこの作品を観てください。映画の中でも、平行世界というセリフがはっきりと使用されています。いつもラストで号泣するのですが、今日も涙を拭き拭き映画を見終わりました。
主演は『デイ・アフター・トゥモロー』で大好きになったジェイク・ジレンホールです。共演はこれまた私の大好きな女優さんのミシェル・モナハン。トム・クルーズのミッション・インポッシブルのシリーズでもお馴染みの女優さんです。
シカゴ行きの通勤列車が爆弾テロに遭います。乗客のほとんどが死亡しますが、その中に男性教師のショーンという人物がいます。アフガニスタンで瀕死の重傷を負ったスティーブンス大尉は上半身だけで生かされて、そのショーンという男性の意識とプログラムの世界で結合されます。列車爆発で死亡する直前8分間の時間軸を同期させることで、テロの犯人を見つけ出すためです。なぜなら、犯人はシカゴ市内に爆弾を仕掛けると予告していて、200万人に命の危機が迫っていたからです。
爆弾が仕掛けられた列車に滞在できるのは8分間だけ。爆発すると、再びラボに意識が戻ります。その8分間を何度も繰り返すことで、テロの犯人に近づいていきます。しかしスティーブンスは乗客を助けることを考えます。真犯人を探しつつ、爆破を阻止しようとするのです。でも現実世界の列車爆破はすでに過去であり、死んだ人間が生き返るはずありません。
乗客たちの運命はいかに?
といような映画です。感動のラストです。観たことがない方はぜひ観てくださいね。
「人生が残り1分間だとしたら、どうする?」
スティーブンスがクリスティーナという女性にラストで問うセリフです。
「最後の1秒まで大切にする」とクリスティーナは言います。その後に奇跡が……。
今日が最後の日だと思って生きる。そのことを意識している私にとって、とてもタイムリーな映画でした。
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