24時間プラス1秒
昨晩から降り出した雨は強くなり、未明にはかなりの大雨でした。今朝も午前10時過ぎまでは土砂降りの雨。
ところがiPhoneの天気予報を見ると、午後11時には雨がやむ、という予報になっています。そんなアホな、と思いつつも、今日は外出時間をずらして、午前中に仕事をしていました。
すると午前11時前に本当に雨があがり、ほとんど傘いらずで買い物に出かけることができました。iPhoneくん、疑ってごめんよ
ということで、こんな公園の花を見ながら、いつも通り散歩と買い物に行ってきました。湿度の高い気候でしたが、風は気持ちよくて、楽しく歩けました。今も部屋には風が流れて、東の空には少しだけ青空が見えています。
さて、今日は3年ぶりのうるう秒とのこと。地球の軌道に微妙なズレがあるので、定期的に調整しなくてはいけません。いつもなら午前8時59分59秒の次は、午前9時ちょうどですが、今日は午前8時59分60秒という、「今日だけ」の時間が存在します。何だか楽しくてワクワクしました。ということで、
ちょうど自宅にいる時間だったので、テレビの表示を記念撮影してみました。
この表示を見た妻が、「やっぱり時間って、人間が作ったものだよね」と言いました。本当にその通り!
私たちは時間というものが絶対的なものだと思い込んでいますが、天体の動きに合わせて人間が便宜上に規定したものでしかありません。過去から未来にかけて「時」は流れているように錯覚していますが、実はそう思い込んでいるだけなのですよね。うるう秒を体験すると、それを実感させてくれます。
私たちは過去があると信じていますが、それは単なる記憶です。
私たちは未来があると信じていますが、それは単なる想像です。
私たちが過去を振り返る時、「今」を通じてしか振り返ることができません。
私たちが未来を想像する時、「今」を通じてしか想像することができません。
そこにあるのは、常に「今」だけです。永遠の「今」しかありません。過去や未来という時間は幻想なのです。
2015年の後半がスタートした今日、時間について考えることができて感謝しています。今日がうるう秒だと知った時、私の最初の感想は「やった、ラッキー!」でした。
だっていつもは24時間しかない1日が、今日は1秒も多いのです。やりたいことが多くて、いつも1日が短いと感じています。あっという間に1日が終わります。そして、いつも「今日が最後の日」だと考えて生きるようにしています。だからたった1秒でも、それがかけがえのないプレゼントに思えるのです。
毎日が退屈で、1日が長いと思っているとしたら。1秒増えることはどうでもいいように思うかもしれませんし、むしろうざいと思うかもしれません。自分は限られた時間を生きている、という自覚がないと、1秒の大切さが理解できないのだと思います。
「1秒増えたよ」と聞いたとき、素直にその有難さを感謝できる自分でいたいと思います。私たちは生まれた瞬間から、人生最後の日に向かってカウントダウンを開始しているのです。今日は1秒の大切さを、じっくりと見つめる1日にしたいと思います。
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