必要な人には、必ず伝わる
雨の七夕です。でも毎年思いますが、七夕は雲の多いほうがいいです。1年に1度しか会えない宇宙のデートですから、二人きりにしてあげましょう。ということで午前中の本降りの雨の中、気持ち良く買い物に行ってきました。
雨に濡れた笹が綺麗ですね。この笹、希望する方には七夕用に分けてくださるそうです。
地元のJRの駅前も、一応七夕の雰囲気でした。雨なので、どこか寂しげですけれどね。この提灯の下の短冊には、願い事が書かれています。
七夕に願い事をするのは、どういった風習から来たものなのでしょうね。私の子供の頃からありましたが、どうも私は現実的な子供だったようで、願い事を書いた記憶がありません。今でもそうですが、願い事をしている暇があったら、自分の夢に向かって時間を有効に使う方がいいです。神頼みなどという、他力本願に興味はありません。
子供に願い事を書かせるよりも、「こうなりたい!」という決意を書かせるほうが建設的な気がするけれどなぁ。「〜になりますように」ではなく、「〜になります」と天の川に向かって宣言するほうが、人生に気合いが入っていいと思いますけれどね。
自宅マンションにはクリスマス前になると玄関ロビーにツリーが出ます。なぜか七夕のような短冊が置いてあって、願い事を書くようになっています。サンタへのメッセージではなく、本当に願い事なのです。日本人って、願い事が好きなのかもしれませんね。
さて勝手に七夕を締め切りにしていた仕事は予定通り終了しました。奈良県の天川村が舞台になっている物語なのですが、14世紀の日本が登場します。旧暦ですが1377年の7月7日に、七夕の宴が吉野の御所で行われています。御所といっても南北朝の時代ですから、南朝の皇室です。上巻の最後がその七夕祭になっていますので、どうしても今日仕上げたかったというわけです。さて、明日から下巻の最終校正に入ります!
毎日ブログを書いたり、小説を書いたり、FacebookやTwitter等で情報を発信しています。何を書くかはインスピレーション任せですので、直前まで決まっていないことがほとんどです。自分で書きながら、こんなこと誰も興味ないのとちゃうの、と思うこともあります。
でも、ネット社会というのは情報が拡散していきます。人から人を通じて、私の全く知らない方が記事を読んでくださることもあるでしょう。あるいは何か検索をしていて、私のブログがそれに引っかかることもあると思います。
つまり必要としている人には、その情報が伝わるようになっていると思うのです。私も今までそうして必要な情報を手にしてきました。ずっと悩んでいたことが、たまたま見かけた記事で解決したこともあります。
ブログやSNSは特定の誰かに向けられたものではありませんが、実は受け取ってくださる方は決まっているように思うのです。受け取ってくださる方の姿は見えませんが、何を書くにしても気持ちを込めようと意識しています。例えばブログのpage viewが1,000であろうが、10,000であろうが、必要な人には確実に伝わっていると思っています。その時の数が、必要とされている方の数なのですよね。
ですから、より多くの人に受け取っていただけるものを書いていけたらいいなぁ、と真剣に思っています。そうすれば、必然的に必要な人に届けられると思います。華美な宣伝や炎上まがいの注目集めをしなくても、必要とされるものは必ず伝わると信じています。そういった自負心を持てるよう、気持ちを込めて様々なことを発信していきたいと思っています。
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