動物と共に生きるということ
相変わらず猛暑が続いています。今日は外に出ていませんが、バルコニーから景色を見ているだけで酷暑だとわかります。
でも今日はかなり大気が不安定なようです。自宅周辺は太陽が燦々と輝いていますが、雷の音だけは常に遠くで聞こえています。どこかで急な雨が降っているのでしょう。その余波の風が部屋を通過していますので、昨日に比べるとはるかに過ごしやすい午後です。
あまりの暑さにちょっとバテ気味ですが、今夜は毎年恒例の、神戸三宮ハーバーランドでの花火大会です。自宅マンションから見ることができますので、ちょっとバテ気味の体に花火の光と音でエネルギーチャージをしようと思っています。
そして明日は久しぶりに映画館に行きます。『ミッション・インポッシブル』の最新作が昨日から公開されましたので、イーサン・ハントに会ってきます。前回の『ゴースト・プロトコル』がメチャメチャ面白かったので、とても期待しています。
前回の仲間たちも引き続き出演していますから楽しみです。私はベンジー役のサイモン・ペグが大好きなのです。ちなみに『ゼロの物語』のフレデリックは、そのサイモン・ペグをもう少し若くしたイメージです。本当は来週の平日に映画館へ行く予定でしたが、大勢の観客が入る大きな場所で見たいので、明日のチケットを確保しました。ちょうど希望の場所が空いていましたのでラッキーでした。あっという間に「残席わずか」になっていましたけれどね。
さて、先ほど読了した本です。
『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』ジョン・グローガン著という本です。
先日のブログで映画を紹介しました。たまたまBSで放送されていたので、録画して観ました。あまりに大笑いして、あまりに感動、そして大泣きしたので、どうしても原作を読みたくなったのです。
私の過去の経験としては、原作とその映画化作品を比較すると、圧倒的に原作が勝利します。この作品についても、文句無しにこの原作に軍配が上がりました。映画はエッセンスだけを抜き取って再構成されていますから、やはり本人の体験談にはかないません。この本の表紙は本物のマーリーです。本の中でも、愛らしい写真が何枚も使用されています。
そして映画以上に泣きました。寿命を全うしたワンちゃんですから、そんなに泣くことはないのですけれどね。自分が過去に飼っていたペットたちを見送った時のことを思い出して泣いてしまいました。でもそれだけで泣いたわけではありません。著者であるジョン、妻のジェニー、そして3人の子供たちの愛情の深さに感動したからです。
動物と共に生きるということは、どういうことなのか? そのことについて、行動で語ってくれているドキュメントです。おバカだと言われたマーリーですが、これだけの家族に愛されて寿命を全うしたわけですから、最高に幸せに生きたワンちゃんだと思います。動物を飼っている人には、ぜひ読んでほしい著作だと思います。
マーリーを見送った後、ジョンが勤めている新聞社のコラムに書いた言葉が印象的でした。
「マーリーは僕らに、毎日を底抜けに元気よく楽しく生きること、今この瞬間を大切にして心のままに行動することを教えてくれた。森のなかの散歩や、新鮮な雪、冬の太陽を浴びながらの昼寝、そうしたささいな物事こそ貴重なのだと教えてくれた。年齢を重ねて体の痛みを抱えるようになってからは、逆境にあっても楽観的であることの大切さを教えてくれた。そして、なによりも友情と献身、とりわけ固い忠誠心を教えてくれた」
我が家のミューナは猫ですが、9歳を過ぎました。すっかりシニアの仲間入りです。赤ちゃんのミューナを抱きかかえた時、妻と二人で言い合った言葉があります。
「この子で最後にしようね」
命を預かるということは、何があってもその命を寿命まで守ることです。それは命を預かった責任です。私たち夫婦が先にあの世に逝かなければならない状況で、その責任を全うすることはできません。だから誠心誠意を込めて、一緒に暮らす最後の猫であるミューナを愛していこうと思っています。でも愛していこうと言うまでもなく、すでに私はミューナが好き過ぎてメロメロですけれどね〜〜
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